前回に引き続き、汎用レベル9シンクロモンスターシリーズです(笑)
今回は汎用性の高い、持っていて損はないレベル9シンクロモンスターのまとめです!
前回宜しく、これからデッキを作る人たちと、私自身の備忘録もかねて
デッキ構築のお助け記事になればと思います!
汎用レベル9シンクロモンスター
前回から一つ追加して、汎用の基準は4つです。いずれか満たせばOKという判断。
・素材縛りが緩い
・効果が強力or使いやすいor出すこと自体が役に立つ
・出張パーツとの親和性が高く、どのデッキに採用しても強力
・採用されうるデッキの種類が多いこと(特定カードを指定しない種族サポートなど)
これから上げるモンスターは、
とりあえず持っておいて損はないカードたちです。
汎用性が高いものから、面白コンボ要因まで様々ですが、
手元にあると、デッキ構築の際にひらめきをもたらしてくれるカードばかりなはず!
A・O・J フィールド・マーシャル
シンクロ・効果モンスター 星9/闇属性/機械族/攻2900/守2600 チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上 このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。 このカードの攻撃によって裏側守備表示のモンスターを破壊し墓地へ送った時、 デッキからカードを1枚ドローする。
無駄にデメリット効果がかさむ悲劇のレベル9。
特殊召喚に制約が付いているので、
機械族・闇属性という優秀なステータスを活かせない。
効果は至ってシンプルで、
裏守備モンスター戦闘破壊時に1枚ドロー。
ワームを意識してのことでしょうね。
ただ、人食い虫見たいなリバースモンスターには、
効果破壊されるのでドローできない。無力。
一応、皆既日食の書などで有効活用できないことはないが・・・。
せめてリバースモンスターの効果を無効化、くらいあっても良かったのに・・・。
焔聖騎士帝-シャルル
シンクロ・効果モンスター 星9/炎属性/戦士族/攻3000/守 200 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):フィールドのモンスターに装備カードが装備された場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。 フィールドのカード1枚を選んで破壊する。 (2):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。 自分の手札・墓地から装備魔法カード1枚を選んでこのカードに装備する。 その後、デッキから戦士族・炎属性モンスター1体を選んで このカードに攻撃力500アップの装備カード扱いとして装備できる。
実は爆発対応。安いしテーマ所属だけど、割と汎用性が高い優秀な漢。
実質装備魔法が除去に代わる。
相手が使っても発動するので、メタにもなる。
ミラーマッチには要注意(笑)。
エンドフェイズに、装備魔法を手札か墓地から装備できるので、
イゾルデとはすこぶる相性が良い。
リナルド+装備魔法とイゾルデとシャルルで出張セットできる。
非常に優秀なモンスターで、かなり使いやすい。
自身の効果で、3500にまで打点は上昇する。
維持できれば、さらに上がっていくので、
このカード主体で戦うなら、耐性を付けられる装備魔法を使いたい。
顔はイケメンだけど、効果はいぶし銀な感じ。レリーフが映えるので是非。
飢鰐竜アーケティス
シンクロ・効果モンスター 星9/水属性/魚族/攻1000/守1000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。 そのS素材としたモンスターの内、チューナー以外のモンスターの数だけ、 自分はデッキからドローする。 (2):このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×500アップする。 (3):手札を2枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
最近のVFD大躍進で評価がうなぎ上り。
まさかの魚族。
効果はオシリスの天空竜。
さらに、手札2枚消費でフリーチェーン除去。
そして注目は、シンクロ素材にしたモンスター分ドローできる点。
自分の攻撃力上昇や効果発動のコストのほか、
先のVFD中継地点としても、ついでに手札を増やせるので地味にありがたい。
海皇の効果を発動できるので、
あちらのデッキではポテンシャルを最大限生かせる。
メガロアビス+ディーヴァで簡単に出せるのもGOOD!
電脳堺のおかげで急に環境にのし上がった。出世魚ってやつか?使い方違う?
鬼岩城
シンクロ・効果モンスター 星9/地属性/岩石族/攻2900/守2800 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカードの攻撃力・守備力は、このカードのシンクロ素材とした チューナー以外のモンスターの数×200ポイントアップする。
大魔王バーンの居城。豆腐みたいに切られるけど(笑)。
効果はただの脳筋。
レベル9なので、理論上6体シンクロは可能なので、
1000打点上昇が可能、だが、まあいいとこ400くらいじゃね?
打点上昇はおまけ程度で。
こいつはやはり浮鵺城の汎用蘇生先として割り切ろう。
ただ、上記のアーケティスの登場で肩身が狭くなった。
単純な打点なら、シャルルでも問題ないので、
岩石族というアイデンティティを活かせるか?
デザイン的には好き(ダイの大冒険が好き)なので、
何かしら活躍の場を得られるように頑張ってほしい。
水晶機巧-グリオンガンド
シンクロ・効果モンスター 星9/水属性/機械族/攻3000/守3000 チューナー2体以上+チューナー以外のモンスター1体 (1):このカードがS召喚に成功した場合、 そのS素材としたモンスターの数まで相手のフィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。 そのモンスターを除外する。 (2):S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、 このカード以外の除外されている自分または相手のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
ゼノギアスっぽいド派手ロボット。
調整版トリシューラといったところか。
シンクロ素材の数だけ、フィールド・墓地のカードを除外できる。
フィールド3枚除外は超強力。対象をとるのは注意だけど、十分すぎる性能。
クリストロンでは、アクセルシンクロでこいつが飛んでくるのですごく強い。
性質上、やっぱり本家よろしくアクセルシンクロが良い。
シューティングライザーなど、
汎用的にアクセルシンクロできる世の中になったので、割と狙いやすい。
2の効果は、除外版死者蘇生。
相手も行けるので1で除去した強いモンスターをパクれるのは強い。
リカバリーも完備しているできる男。
結構褒めたけど、自分で使うと難しいんだよな~。
チューナー2体ってのがクセ強いんだよね~。
灼銀の機竜
シンクロ・効果モンスター 星9/炎属性/機械族/攻2700/守1800 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 (1):1ターンに1度、自分の手札・墓地及び 自分フィールドの表側表示モンスターの中からチューナー1体を除外し、 フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 (2):S召喚したこのカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、 除外されている自分のチューナー1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。
そこはかとなく漂うデュエマ初期クリーチャー感(褒めている)。
チューナーを除外して、フィールドのカードを除去できる。
こいつをシンクロした時点で、コストは1枚確定であるはずなので
問題なく効果を使っていける。
打点はちょっと低いけど、ガンナードラゴンが元ネタっぽいし仕方ないか。
2で、除外されているチューナーを加えられる。
これのおかげで、灰流うららを使いまわすという悪魔のシナジーが形成される。
手札誘発と相性が良い、というのは嬉しい。
電脳堺などを中心に、最近活躍の場を広げている。
かなりまとまった1枚。こういう扱いやすいカードは個人的に好き。
電脳堺狐-仙々
シンクロ・効果モンスター 星9/風属性/サイキック族/攻2800/守2400 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):フィールドから墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。 (2):自分のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。 除外されている自分または相手のモンスター1体を選んで墓地に戻す。 (3):このカード以外の、元々の種族・属性が異なるモンスター2体を自分の墓地から除外して発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
生きる次元の裂け目。世が世なら即禁止だった。
居るだけで相手を拘束できる。
やはり無差別除外はいつの時代も強い。
また、除外されているモンスターを墓地に戻せる。
相手も行けるので、Ωなど鬱陶しいモンスターをメタれるので地味に便利。
除外覚悟で展開して、こいつを倒しても、
3の効果で復活してくる。
割と条件が緩い自己蘇生なので、
大抵のデッキで効果を使っていける。
その蘇生の軽さから、気軽にVFDの素材にできるのが最高。
つぶらな瞳が愛くるしい。どの辺がサイキックなのかは不明だが(笑)。
氷結界の龍 トリシューラ
シンクロ・効果モンスター(制限カード) 星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上 (1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。 相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる (手札からはランダムに選ぶ)。
でた~~~~!説明不要!元祖満足龍だ~~~~~!!
こいつに関してはあえて説明しないよ。
すべてを無慈悲に消し飛ばすその様はまさに絶望。
だったのだが、現代遊戯王がアド稼ぎすぎて、
こいつ出されても何とかなることも割と多い。
昔は、アドが開きすぎてマジでどうしようもなかったんだけどね。
インフレってすごいね。
とは言え、ハンデスできる点を危惧してか制限カードになっている。
インフェルニティが昔、先攻3ハンデスとか馬鹿やっていたからだろうね。
多分、その判断は正解だと思う(笑)。
今は、11のほうのトリシューラとセットで採用されることが増えている。
2体で出せるレベル9が増えたから、採用率は高くないね。
時代を感じるよ・・・。
浮鵺城
シンクロ・効果モンスター 星9/風属性/機械族/攻 0/守3000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 (1):このカードがS召喚に成功した時、 自分の墓地のレベル9モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 召喚・特殊召喚されたレベル8以下のモンスターは、 そのターンには攻撃できない。
バーンパレスそのまんま。そのうち大魔王バーンとかでないかな?
レベル9蘇生効果を持つので、
VFDなどのランク9を簡単に出せる。
ジェネレイドでは、メインにレベル9がいるので下準備いらずでエクシーズできる。
蘇生にありがちな効果を無効にするわけではないので、
無理にエクシーズする必要はない。
2で、レベル8以下は召喚酔いさせる。
MTGだね(笑)。
まあ、ランク9にダイソンスフィアとかいるし、
攻撃防ぎたいならそっち出した方がよさげ。
こいつも最近のVFDの活躍で、評価を上げた1枚。
欠点はちょっと高いこと。
ミスト・ウォーム
シンクロ・効果モンスター 星9/風属性/雷族/攻2500/守1500 チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上 (1):このカードがS召喚に成功した場合、 相手フィールドのカードを3枚まで対象として発動する。 その相手のカードを持ち主の手札に戻す。
フィールド対応トリシューラ。
雷族のシンクロという珍しさがウリ。
グリオンガンドの登場で、存在意義が危うい。
打点でも負けているので結構しんどい。
向こうはチューナー2体要求なので、
素材の違いで差別化ができれば良いのだけれど。
除外じゃなくて、バウンスじゃないといけない、って場面がほぼないからな~。
せめて名前が、霞の谷のウォームだったら・・・。なんか変だな(笑)。
レベル9シンクロモンスター:まとめ
縛りが緩い、という一点のみで『汎用』と定義してまとめました。
トリシューラの印象が強いですけど、
VFDのエクシーズ素材としても評価されているレベル9シンクロ。
まだまだ研究の余地ありですね~。
まあ、新規レベル9シンクロが出るたびに更新していこうと思いますので、よろしくです!