前回に引き続き、汎用レベル7シンクロモンスターシリーズです(笑)
今回は汎用性の高い、持っていて損はないレベル7シンクロモンスターのまとめです!
前回宜しく、これからデッキを作る人たちと、私自身の備忘録もかねて
デッキ構築のお助け記事になればと思います!
汎用レベル7シンクロモンスター
前回から一つ追加して、汎用の基準は4つです。いずれか満たせばOKという判断。
・素材縛りが緩い
・効果が強力or使いやすいor出すこと自体が役に立つ
・出張パーツとの親和性が高く、どのデッキに採用しても強力
・採用されうるデッキの種類が多いこと(特定カードを指定しない種族サポートなど)
これから上げるモンスターは、
とりあえず持っておいて損はないカードたちです。
汎用性が高いものから、面白コンボ要因まで様々ですが、
手元にあると、デッキ構築の際にひらめきをもたらしてくれるカードばかりなはず!
ウィンドペガサス@イグニスター
シンクロ・効果モンスター 星7/風属性/サイバース族/攻2300/守1500 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分メインフェイズに発動できる。 自分フィールドの「@イグニスター」モンスターの数まで、 相手フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。 (2):このカードがフィールド・墓地に存在する状態で、 このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、 このカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを持ち主のデッキに戻す。
名前の割には汎用性の塊なペガサス。
イグニスターデッキでなければ、基本1枚だけ魔法・罠を除去できる。
地味に対象をとらない破壊なのでいやらしい。
2は、自分モンスターが戦闘破壊された時、
自身を除外してフィールドのカードをデッキバウンスする効果。
どちらもたいていの状況で発動機会に恵まれているし、
発動条件も緩い。
非常に使いやすい除去札として運用できる。
墓地効果の存在から、連続シンクロの中継点としても有用。
見た目的に鳥獣族だけど、実はサイバースなので注意。
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター 星7/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 (1):1ターンに1度、このカード以外のフィールドの レベル5以上のモンスターの効果が発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 (2):1ターンに1度、フィールドのレベル5以上の モンスター1体のみを対象とするモンスターの効果が発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 (3):このカードの効果でモンスターを破壊した場合、 このカードの攻撃力はターン終了時まで、 このカードの効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
レベル7としては破格のパワーを持つドラゴン。
1は、レベル5以上のモンスター効果を無効にする。
リンクやエクシーズには無力だけど、
十分活躍できる無効化範囲の広さが魅力。
2は、実質自身にモンスター効果の対象にならない耐性を付けているようなもの。
性質上、帝デッキの天敵となるモンスター。
3の効果で、攻撃力も上昇するので、
突破する順序を間違えると悲惨なことに。
進化体のクリスタルウィングの劣化ではないところは面白い。
デッキによってはこちらのほうがきつい、なんてこともざらにある。
守備が2100だったら主人公エースステータスだったのに。残念。
月華竜 ブラック・ローズ
シンクロ・効果モンスター 星7/光属性/ドラゴン族/攻2400/守1800 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカードが特殊召喚に成功した時、 または相手フィールド上にレベル5以上のモンスターが特殊召喚された時に発動する。 相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。 「月華竜 ブラック・ローズ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
嫌らしい方のブラックローズ。
特殊召喚成功時と、レベル5以上が出てきたら、
相手モンスターをバウンスできる効果を持つ。
当時としては貴重な制圧持ちドラゴンだった。
デブリドラゴンなど1枚から、相手ターンまで含めて2枚除去を計算できるのは強い。
今は、ローズサポートも多いので、そちらの恩恵も多少は受けられる。
当然ではあるが、ブラックローズドラゴンよりも使い勝手は良いので、
状況に応じて使い分けていきたいところ。
効果発動トリガーは特殊召喚時なので、
復活の福音などで蘇生した場合や、アルティマヤ・ツィオルキンで出しても
効果を使えるのは覚えておこう。
首を伸ばしたイラストなので、本家よりどうなっているか見やすい。
なんか遠くから見るとミミズに・・・。いや、なんでもない。
サイバース・クアンタム・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター 星7/闇属性/サイバース族/攻2500/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 (1):自分フィールドにリンクモンスターが存在する限り、 相手はこのカード以外の自分フィールドのモンスターを、 攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。 (2):1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。 その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。 この効果を発動した場合、このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
主人公のシンクロモンスターとして登場。
効果の面倒くささは主人公とは思えないほど(笑)。
1で、味方全体に対象耐性を付与できる。
アストラムなんかと併用すると結構面倒な布陣になるので、狙うのもあり。
2は、グランモール効果。
くそモグラを思い出すイライラする効果だぜ(笑)。
効果発動後、連撃できるがバウンス効果はターン1なので注意。さすがにね。
比較的まとまった効果を持ち、どれも強力。
ステータスも低くないので、
リンクモンスターとの組み合わせ次第では大化けする。
シューティング・ライザー・ドラゴン
シンクロ・チューナー・効果モンスター 星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守1700 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。 フィールドのこのカードより低いレベルを持つモンスター1体をデッキから墓地へ送り、 そのモンスターのレベル分だけこのカードのレベルを下げる。 このターン、自分は墓地へ送ったそのモンスター及びその同名モンスターのモンスター効果を発動できない。 (2):相手メインフェイズに発動できる。 このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
ハリファイバーを1匹見たら、10匹のライザーがいる。
ハリファイバーから出てくる汎用シンクロチューナーとして有名。
墓地肥やしの効果は非常に汎用性が高く、
相性の良いモンスターは数知れず。
テーマデッキにおいても様々な選択肢が取れる強力な効果。
一応そのターンの効果発動を封じられる。
これは割とお互い忘れて効果発動処理したりするので注意しよう。
2はおなじみ、アクセルシンクロ効果。
レベル操作で割と柔軟にいろんなシンクロ体にアクセスできる。
正直候補が多すぎて何とも。
最近ではレベル11のほうのトリシューラとか強力でいいかも。
シューティング派生の登場で、テーマかも期待できる・・・か??
F.A.ライトニングマスター
シンクロ・効果モンスター 星7/光属性/機械族/攻 0/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 (1):このカードの攻撃力はこのカードのレベル×300アップする。 (2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。 (3):「F.A.」魔法・罠カードの効果が発動した場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。 このカードのレベルを1つ上げる。 (4):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。 このカードのレベルを2つ下げ、その発動を無効にし破壊する。
汎用マジックジャマ-マシーン。
効果で打点は2100。レベル7としては低め。
低めの打点から貫通能力を持つけどあんまり活かせないかな?
まあ、FA特有のレベルを上げる動きを、汎用枠で求めるのは酷か。
4の効果が強く、レベル2下げると魔法・罠を無効にできるもの。
ターン1で、使用後は打点1500と下級並みになる弱点はあるが、
先行で立てるモンスターとしては、十分選択肢に入る。
クリアウィングとは状況で使い分けできる。
なんだか最近高騰しているみたいですね。
魔法が始動になるデッキが流行ると相対的に価値は上がるのかも。
ブラック・ローズ・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター 星7/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守1800 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 (1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。 フィールドのカードを全て破壊する。 (2):1ターンに1度、自分の墓地から植物族モンスター1体を除外し、 相手フィールドの守備表示モンスター1体を対象として発動できる。 その相手の守備表示モンスターを表側攻撃表示にし、その攻撃力はターン終了時まで0になる。
最近熱い、ローズドラゴンの元祖。
すべて壊すんだ!って効果。当時は衝撃的な全体除去。
こいつとトリシューラを入っていないデッキはないってくらいよく見た。
そして2の効果を使ってるやつもほとんど見たことない(笑)。
効果使ったバルブをコストにするくらいかな??
レベル7でどこからでも全体除去を飛ばせるのは今でも強力。
デストルドーから即シンクロできる手軽さも良い。
性質上、場ががら空きになるので、
しっかりケアできないとワンショットキルを食らう。
ある程度リカバリー能力のないと厳しいか。
シューティングライザーからも出しやすく、
アクセルシンクロと相性が良いので、まだまだ現役で行けるモンスターだ。
妖精竜 エンシェント
シンクロ・効果モンスター 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2100/守3000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 自分のターンにフィールド魔法カードが発動した場合、 デッキからカードを1枚ドローする。 「妖精竜 エンシェント」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。 また、1ターンに1度、フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、 フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して破壊できる。
本家の凶悪さに隠れているが、十分強力な1枚。
フィールド魔法発動時に1枚ドローとシンプルにアドが取れる効果。
また、フィールド魔法があるとき、
攻撃表示のモンスターを破壊できる除去能力。
他力本願から抜け出し、自分で2アド稼げるように成長?した。
まとまりすぎていて、面白みのない効果ではあるが、
破壊効果は自分のモンスターも対象に取れるので、
その辺でコンボを組めるかもしれない。おもちゃ箱とかね。
フィールド魔法採用できるシンクロデッキなら全然あり。
ってか、ローズドラゴンデッキはレベル7出しやすく、
ブラックガーデン採用しているので相性は悪くない。
マイナー寄りではあるけど、諦めるのはまだ早いドラゴン。
パワー・ツール・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター 星7/地属性/機械族/攻2300/守2500 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。 デッキから装備魔法カードを3枚選んで相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。 相手が選んだカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードをデッキに戻す。 また、装備魔法カードを装備したこのカードが破壊される場合、 代わりにこのカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事ができる。
愛と勇気をドッキング、というラッシュデュエルの召喚口上の原型?ともなったモンスター。
ランダム性のある、デュエマプレイスみたいな装備魔法サーチ効果を持つ。
一応、3枚同じカードを選べば確定サーチできる。
候補は色々あるけど、
展開重視のリビングフォッシルやDDR
打点の団結の力
アド稼ぎにブレイクドロー
など様々。
当然多くは採用できないので、
装備魔法に依存するようなデッキであれば比較的出番はあるか。
ただ、聖騎士帝シャルルの登場で立場が怪しい。
あちらはレベル9ではあるが、
デッキから直接装備+除去なので、全然使いやすい。
シンクロデッキなら、レベル9でも簡単に出るので、
何とも肩身が狭いところ。
耐性や機械族である点を活かして、生き残れるか??
エンシェント・フェアリー・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター(禁止カード)
星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
フィールド上のフィールド魔法カードを全て破壊し、
自分は1000ライフポイント回復する。
その後、デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える事ができる。
気が付いたら禁止になっていた。
多分、実害をそこまで与えないまま禁止にされた悲劇のドラゴン。
理論上最強コンボの犠牲者となったが、個人的には、
エラッタなりなんなりして返せばよいのに、と思ったりもした。
テラ・フォーミング制限の時代に、フィールド魔法サーチはだめなのだろうか。
レベル4以下特殊召喚も、
リンク召喚がある今ではより悪用されてしまうのか?
なんかまだまだ許されそうにはないね~。
ただシグナー竜の一体で、色んな意味で人気があるので、
買っておいても損はないと思います(転売的な意味で)。
レベル7シンクロモンスター:まとめ
縛りが緩い、という一点のみで『汎用』と定義してまとめました。
結構小回りの利くモンスターが揃っているレベル7。
いつの時代も需要のありそうな粒ぞろいですね。
まあ、新規レベル7シンクロが出るたびに更新していこうと思いますので、よろしくです!