前回
ほいさ。ゲートルーラーの炎上まとめていきましょう。
公式の謝罪会見も終わり、ひと段落した感じありますが、
この騒動は今後ウェブで発信行為を行う私にとっては、とても勉強になります。
どう動くと、炎上するのか。
そういった面を考えさせられます。
そんな炎上続きのゲートルーラー。
今回は、シンプルにミス＆謝罪なしが巻き起こした炎上騒動を取り上げます。
ゲートルーラー炎上騒動：スターターデッキ炎上事件
スターターデッキの収録内容に関する炎上ですね。
普通のTCGプレイヤーなら、弱かったのかな？とか、
ディアボリックガイ的なカードが1枚しか入っていなくてコンセプト全否定とかあったのか？
と思うところでしょうが、そのどれでもないです。
（スターターデッキの強さは知らんです。エアプなんで（笑）。）
3月25日に発売されたこれらのスターター↓
この記事では、左を黄金剣、右をゾンビと呼称していきますね。
っていうのも、2種類発売したデッキの2つとも、問題があって炎上。
うそでしょ？って思ったそこのあなた。マジです（笑）。
ゲートルーラー第2弾スターターデッキ炎上：黄金剣デッキの収録枚数の嘘
問題はこのツイート。
前後が分からないと思うので解説すると、
『ゲートルーラーのスターターデッキは2つ買えば、全部のカードが4枚以上手に入るよ！』
って発言を池っち店長がしたわけです。
まあ、別にこの発言は全然問題ないし、
むしろそういった心がけはすごく良いですよね。
ユーザーフレンドリーで、素晴らしいです。
で、問題はこの後。
発売された黄金剣デッキを見てみると・・・・・・
？？？
画像真ん中あたり。黄金剣というカードが1枚しか入ってない！
なんやて？？？ってなってました（笑）。
池っち店長の2つ買えば4枚手に入るよ発言は、
当時はゲートルーラー公式扱いだったアカウントからの発信だったので、
大きく荒れましたね。
そんな騒動を受けて、くだんのディスコードで池っち店長は、
『黄金剣は弱い。あれは4枚もいらないのは普通のプレイヤーならわかる』
といった旨の発言をしたそうです。
これにはプレイヤーも大激怒。
何開き直ってんだと。挙句、池っち店長は該当ツイートを削除。
かなりまずいムーブでした。
この騒動についに公式が声明を発表。
後述するゾンビデッキのことも書かれていますが、
『紛らわしい商品説明をしてしまって、勘違いした人が多かったようで、ごめんね』
って内容の謝罪です。
苦笑いですね（笑）。
なぜか、ユーザー側の読解力不足が原因ということにされてしまったのでした。
こんなの小学生でもわかる、悪手ですよ。
※余談ですが、この後新規カード登場で黄金剣が再注目されたらしく、
池っち店長もYouTubeの生放送で、
黄金剣強くなった！ゲートルーラー奥が深い！みたいな発言を。
一応中立のつもりですが、この騒動は呆れて物も言えません（笑）。
ゲートルーラー第2弾スターターデッキ炎上：ゾンビデッキのコストオーバー
上記は公式のツイートです。
黄金剣についての弁明もありますので、読んでみてください（笑）。
で、ゾンビデッキの問題点は書いてある通り。
コストオーバーですね。
ゲートルーラーは、デッキを組む際に、
特定のルールに基づき、定められたカードのコスト以内でデッキを組まないといけないそうで。
ゾンビデッキは、構築済みにもかかわらず、コストオーバー。
そのまま使うとジャッジキルの恐れがあるとして、大きく話題を呼びました。
とは言え、ここで知っておかないといけないのは、
ゲートルーラーのデッキコストを決めているのは、
ルーラーと呼ばれるカードです。
MTGでいう相棒とプレインズウォーカーを足したようなカード。
このルーラーごとにデッキコストが決められてまして、
ゾンビデッキにはルーラーカードが2枚入っていたそうです。
で、2枚のうち、1枚のルーラーでそのままゾンビデッキを使うとコストオーバーになってしまう。
逆に言えば、もう1枚のルーラーを使えば、
問題なくプレイできるんですね。
ですから、商品としておかしい、というわけではないので注意しましょう。
遊戯王でいうなら、ハーピィの羽箒が2枚ストラクに入っているけど、
収録枚数41枚だからハーピィの羽箒抜けば戦えるよって感じ。
（ちょっと違うかも（笑））
まあ、それでも、まだ発売間もないTCGで構築デッキにミスがあるなんて思わないでしょうし、
ルーラーを入れ替えて遊ぶ人もいるとおもんでね。
そういった方に配慮が足りませんでしたね。
※追記
どうやら、ルーラーを変えて戦えるように、
予備というか拡張カードが付属していたようです。
で、その拡張パーツをデッキに入れてもコストオーバーするとのこと。
ゲユーザー様、ご指摘ありがとうございました。
ゲートルーラー炎上騒動：スターターデッキ炎上事件の問題点は？
批判だけしても仕方ないので、このスターターデッキ騒動の問題点を語ります。
私は、3つあると考えていて、
1、池っち店長云々以前に会社のチェック体制の問題
2、ユーザーへの配慮がない
3、謝罪が謝罪でなかった
ですかね。
ひとつづつ順番に行きましょう。
池っち店長云々以前に会社のチェック体制の問題
まずはこれですね。
どうしても池っち店長に批判が集まりますが、
そもそも商品の内訳というか、収録内容なんてめちゃくちゃチェック重ねるんじゃないでしょうか。
近年では優良誤認という問題もありますし、
あらぬ疑いをかけられないためにも、チェックしてしかるべき。
まあ、黄金剣に関しては、池っち店長のツイートが発端なので、
末端社員が把握していなかった可能性はありますが、それでも杜撰。
今回のスターターデッキ炎上は、
スケープゴート的に池っち店長が叩かれましたが、
ゲートルーラー公式の体制に疑問を持たざるを得ない問題でした。
ユーザーへの配慮がない
一応、ショップで無償補填はあったのですが、
コロナ禍の時勢にショップまで足を運べというのか、と批判を受けました。
まあ、そうですね。
とは言え、購入者に補填を発送するというのも現実的ではないですから、
難しい問題ですよね。
次のスターターデッキをめっちゃ豪華にするとかそんな感じでしょうかね？？
これらは次善の策って感じですけど、まず一番は商品に詳しい説明を入れればよかったかなと。
ゾンビデッキなら、ルーラー交換前提で余分にコストの少ないカードを収録して
『このルーラー使うときは、このカードとこのカードを入れ替えて遊んでね！』
的な文言があればよかったのではないかと思う。
そこまでやれば、むしろ、
ルーラーも入っていて、カードもちょっと多めに手に入って、
すごくお得で良いスターターデッキだなあ、って高評価を得られたかも。
※追記
上記追記項目と同様に、
拡張カードが付属したうえでコストオーバーだったようです。
調査不足申し訳ありません。
このゾンビデッキは、シンプルに運営側のチェックミスですね。
配慮自体はすごく良いものだと思うので、
今後はこういった致命的なミスをなくせるように期待したいですね。
謝罪が謝罪でなかった
かたくなに謝罪しなかったのも、後味が悪いですね。
正直に、
『私たちのチェック体制が甘かったです！申し訳ありませんでした！』
ってストレートに謝れば、ファンなら許していたと思います。
それを、言い訳のような形で逃げてしまったのが炎上した一番の原因ですね。
ゲートルーラーは、この後もたびたび、
アフターケアができずに炎上を続けてしまうのですが、すでに片鱗は見えています。
スターターデッキ2種類同時発売とか、
試みは面白いし、素材は非常に良いTCGなんですけどね。
池っち店長っていうか、運営がまずいのでは？って疑惑は強まるばかりでした。
【中立から分析する】ゲートルーラー炎上まとめ その3 スターターデッキ炎上事件：まとめ
スターターデッキに関するミスはもう仕方ないですね。
起きてしまったことは。
でも、対応はもっといろいろできたと思いますし、
補填にしてもゲートルーラー商品を1つでも買ったらプロモカードプレゼントって、
形も取れなくもなかったでしょうし。
外野で見ている私でも、公式よりはましな対応できそうかな？
って思ってしまいますね。（まあ事情はあるのでしょうが）
今回は、決して池っち店長だけの問題ではないです。
ゲートルーラー公式の体質というか、そういったものが露呈してしまった事件です。
ここで、商品に対してだけでも、
向き合い方を改めていければその後の問題もある程度防げたかもですが・・・・・。
それでは今日はこの辺で！
ばいばい！
次回↓
