待望のテーマ化!ということで、化石(フォッシル)デッキのカードを解説です!
アニメに登場してから、10年以上経った今、ようやくカード化されました!
デッキとしては、決して強いわけではないですが、
GXらしい、豊富な融合モンスターを駆使した攻撃的なデッキになってます。
何より、男は恐竜が大好きなんです!
強さなんか二の次。
古代のロマンを感じながら、化石デッキを堪能していきましょうか。
目次
【化石】とは?
遊戯王GXに登場するジムの使用するデッキですね。
ジムは、常にワニを背負った外国人で、右目がオリハルコンです。
・・・。いや、全部ほんとなんですよ。
文章にするとだいぶやばい奴ですけど、すごくいいキャラなんです。
(遊戯王のキャラって毎度文章にするとぶっ飛んでますよね。)
見た目も保安官チックな感じですし、
3機から登場にもかかわらず、主人公の十代に熱い友情を感じているナイスガイ!
オリハルコンの目は、なんか友達を助けるときに光るらしいですが、
光ったら何が起きるのかは忘れました(笑)。
キングストーンフラッシュみたいな感じですかね?
まあ、ジムの話はさておき、ジムの使う化石デッキ。
化石の名に恥じず、墓地(地層)に眠るモンスターを融合素材にするテーマ。
相手の墓地も融合できる独特の動きを持ちます。
毎度、いろんな融合モンスターを出すジムのデュエルは非常に見ごたえがあります!
ティラノ剣山との恐竜対決はめちゃめちゃ面白かったですし、
異世界でも、覇王十代に果敢に立ち向かう様は印象的でした。
(ぽっと出のキャラがこんなに頑張ってるのに、翔何してんだ!って思った記憶)
そんな魅力あふれるジムと化石デッキ。
当時は、ここまで柔軟なテーマを、
デザインできるだけの土壌が遊戯王にはなかったためか、
長らくOCG化は見送られてきていました。
が、この度、ようやくOCG化!
それも、思ったより再現度が高いし、そこそこ強い!
最近のコナミさんいい仕事しますね~。
ゼアル時代は何だったのかってレベルの再現度です!
ということで、化石カードたちの魅力を解説していきましょう!
【化石】に属するカード解説
化石融合-フォッシル・フュージョン

通常魔法 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分・相手の墓地から、「化石」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 この効果でお互いの墓地からモンスターを除外した場合には、 その特殊召喚したモンスターはモンスターの効果の対象にならない。 (2):このカードが墓地に存在し、 自分フィールドの表側表示の「化石」融合モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 墓地のこのカードを手札に加える。
化石デッキの核となるカード。
まずはこいつがないと始まらない!
カッコイイイラスト、コレクターズレアでより化石っぽさが増して、
見ているだけで楽しめるカードです。
効果は、召喚魔術に近いですね。
あちらと違い、墓地融合のみですが。
お互いの墓地から融合したら、融合モンスターは対象にとられなくなります。
攻撃的なフィニッシャーがそろっているので、
戦闘に持って行きやすくなるのは大変ありがたいところ。
自身をサルベージする効果も持っており、
化石モンスターが破壊された場合に手札に加えられる。
破壊は自分のカードでもよいので、能動的に行うのもあり。
ちなみに、ヴェルデアナコンダでコピーはできません。
理由はいまいち理解できませんでしたが、とにかくできない!って覚えましょう。
相手の墓地を融合素材に出来るので、
自己蘇生効果を持ったモンスターなどを対象にしてやりましょう!
ただ、融合先の都合上、レベルを持たないモンスターは素材に出来ないので注意!
まあ、今の環境なら、手札誘発やらたくさんいるので困ることはないかな?
ネメシス・キーストーンが最大の相棒。
融合所属なので、キメラフレシア対応。
化石融合モンスターには、自身を墓地から除外してフォッシルフュージョンを
サーチできるモンスターもいるし、風化戦士も同じような効果を持つ。
サーチ手段も豊富なので、しっかり組んでやれば引き込むことは容易。
今流行のエルドリッチも化石にしてやろう。
予想外にメタになることもあるので、相手の墓地はしっかり観察しよう。
確実に3枚投入決定のカード。
風化戦士

効果モンスター 星4/地属性/岩石族/攻2000/守1200 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが効果で墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊された場合に発動できる。 「風化戦士」以外の「化石融合-フォッシル・フュージョン」のカード名が記されたカード または「化石融合-フォッシル・フュージョン」1枚をデッキから手札に加える。 (2):自分エンドフェイズに発動する。 このカードの攻撃力は600ダウンする。
フォッシル・ダイナ・パキケファロがあんなことになってしまったので、
唯一と言っていい化石テーマのモンスター。
マスマティシャンやおろかな埋葬、新規カードの奇跡の穿孔で落とせば
フォッシルフュージョンのサーチが可能になる。
当然、岩石族なのでそのまま融合素材になれる優秀さ。
打点も2000と悪くない。
メタビート系のモンスターも突破できる打点を持つ。
エンドフェイズに打点が下がる効果は、
現代遊戯王では、正直どっちでもよい話ではある。
むしろ、戦闘破壊されてサーチできるのでメリットまである。
総じて、化石デッキの主力モンスター(唯一だしね)。
レベル4なので、御影志士も作れる。
こいつ起点に色々始まるので、3枚欲しいところ。
タイム・ストリーム

通常魔法 (1):自分フィールドの「化石」融合モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターをリリースし、そのモンスターより元々のレベルが2つ高い「化石」融合モンスター1体を、 「化石融合-フォッシル・フュージョン」による融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。 (2):自分の墓地からこのカードと「化石」融合モンスター1体を除外し、 自分の墓地の「化石」融合モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
化石版RUMといったカード。
基本、化石融合モンスターは4・6・8の構成。
レベル8のモンスターはいずれも強力なので、結構有用なカード。
墓地効果で、化石融合モンスターを蘇生する効果もある。
こっちはコストが重いのでデュエル中盤以降に狙うことになるか。
奇襲性が高く、上位の融合体を簡単に呼べるので強力。
ただ、単体では機能しないカード。
風化戦士でサーチもできるので、投入枚数は少なくても良い。
まずは2枚入れてみようかな?
奇跡の穿孔

通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):デッキからレベル4以下の岩石族モンスター1体を墓地へ送る。 自分の墓地に「化石融合-フォッシル・フュージョン」が存在する場合、 さらに自分はデッキから1枚ドローする。
岩石族専用のおろかな埋葬。追加で、フォッシルフュージョンあれば1ドロー。
閃刀姫エンゲージのようなカード。
風化戦士を落とせば、ドロー込みで手札が増える。
ドロー効果は無理に狙わなくても良いが、墓地肥やしはやはり強力。
岩石族は、ブロックドラゴンを始め、墓地に送りたいカードも多い。
デッキのエンジンになれるこのカードは間違いなく必須カード。
多分岩石族だから許された効果。
もし、今後岩石の強いテーマが来たら、こいつは危ない。
3枚投入確実なカード。
標本の閲覧

通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):手札の「化石融合-フォッシル・フュージョン」1枚を相手に見せて発動できる。 手札からモンスター1体を墓地へ送り、種族とレベルを1つずつ宣言する。 相手は自身の手札・デッキを確認し、 宣言された種族・レベルを持つモンスターがあった場合、その内の1体を墓地へ送る。
おそらく、フォッシルフュージョンでの融合素材を相手に用意させるためのカード。
もしかすると、キーカードを指名すれば落とせるので妨害になるかもしれない。
が、初手ではどんなデッキかわからないので発動しにくい。
一応誘発チェッカーとしての役割はあるか?
化石デッキの動きの中のカードというよりも、メタカード寄りの印象を受ける。
活躍は厳しそうな感じ。
無理に採用する必要はない。
新生代化石騎士 スカルポーン

融合・効果モンスター 星4/地属性/岩石族/攻2000/守 800 岩石族モンスター+レベル4以下のモンスター このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「タイム・ストリーム」1枚を手札に加える。
レベル4ながら、2回攻撃という攻撃性。
墓地除外で、タイムストリームをサーチできる効果も持つ。
一番融合しやすいモンスターだろう。
場ががら空きなら、4000叩きこめるので悪くはない。
また、レベル4なので御影志士を作り、岩石をサーチ、
自身の効果でタイム・ストリームをサーチ、と手札を一気に補充できる。
ただ、サーチ先の関係で、スカルガーの方が優先となるか?
新生代化石竜 スカルガー

融合・効果モンスター 星4/地属性/岩石族/攻2500/守 0 岩石族モンスター+相手の墓地のレベル4以下のモンスター このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「化石融合-フォッシル・フュージョン」1枚を手札に加える。
こちらもスカルポーンと同じくレベル4。
ただ、打点は2500と最上級モンスター並。
貫通効果もしっかりついているので無駄がない。
スカルポーンと違い、フォッシルフュージョンをサーチ可能。
スカルガーを優先して出していく形となるか。
教導などで、直接墓地に送るのもあり。
教導やシャドールでターンをしのいで、返しのターンで
化石モンスターの火力で相手を捻り潰すのも強力。
デッキの潤滑油になれるはず。
エクストラとは言え、2枚欲しいところ。
中生代化石騎士 スカルナイト

融合・効果モンスター 星6/地属性/岩石族/攻2400/守1100 岩石族モンスター+レベル5・6のモンスター このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。 (2):このカードの攻撃でモンスターを破壊した時に発動できる。 このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。 (3):墓地のこのカードを除外し、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。
化石唯一のレベル6融合モンスター。
貫通効果と連続攻撃がかみ合っており、悪くない。
ただ、打点は低いので過信は禁物。
墓地除外効果は、対象を取るモンスター破壊。
シンプルゆえに使いやすい。
相手の妨害を踏む意味でも、ガンガン使っていこう。
スペックとしては非常に単純なモンスターなので特に語ることはない。
タイム・ストリーム先として2枚用意したい。
古生代化石騎士 スカルキング

融合・効果モンスター 星8/地属性/岩石族/攻2800/守1300 岩石族モンスター+レベル7以上のモンスター このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。 (2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。 (3):相手ターンに、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 手札を1枚捨て、対象のモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
フィニッシャーその1。
単純明快な攻撃的な効果。
2800の2回攻撃、貫通持ちと殺意満々。
条件なしの2回攻撃なのが大変すばらしい。
大量展開は不得手な化石にとって、連続攻撃でライフを削り切れるのは大きい。
また、謎の相手墓地のモンスターを蘇生する効果をもつ。
これは、イマイチ使い勝手が分からないが、
この効果で捨てる手札は、実は効果で捨てた扱い。
暗黒界などともかみ合う。
暗黒界はダークガイアで繋がれるからなくはないか。
当然、風化戦士の効果トリガーにもなる。
相手の墓地に強力なモンスターがいれば一気にフィニッシュできそう。
切り札ゆえに1枚でOKか?
古生代化石竜 スカルギオス

融合・効果モンスター 星8/地属性/岩石族/攻3500/守 0 岩石族モンスター+相手の墓地のレベル7以上のモンスター このカードは「化石融合-フォッシル・フュージョン」の効果でのみEXデッキから特殊召喚できる。 (1):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。 その相手モンスターの攻撃力と守備力をそのダメージステップ終了時まで入れ替える。 (2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。 (3):融合召喚したこのカードが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
攻守を入れ替える珍しい効果を持つ。
その為、攻守ともに3500以上のモンスターじゃないとこいつは倒せない。
地味に強い。
3500から貫通を持っているので大ダメージを狙える。
戦闘ダメージが倍になる効果も持つので、平気で5000くらい持って行くこともある。
戦闘の大事さを教えてくれるカード。
ごっそりライフを削り切れるように動いていこう。
これも1枚でいいかな。
【テーマ名】での採用優先度

【化石】でデッキを組む際の採用優先度をランク分けしました。
デッキ構築の際の参考にしてみてください。
ランクS:3積み必須カード。なければデッキが成り立たないレベル。
ランクA:必須カードだが、3積み必須ではない。しかし組む上では欠かせないカード。
ランクB:テーマデッキを組む上での主力。なくても回るがあれば心強いカード。
ランクC:状況によっては活躍するが、事故要因にもなりえるカード。
ランクD:ネタ枠。特別なコンセプトがない限り、採用する意義は薄い。
ランクS
化石融合-フォッシル・フュージョン
風化戦士
奇跡の穿孔
ランクA
タイム・ストリーム
新生代化石竜 スカルガー
中生代化石騎士 スカルナイト
古生代化石騎士 スカルキング
古生代化石竜 スカルギオス
ランクB
新生代化石騎士 スカルポーン

そもそも、テーマのカードが少なく、
大半エクストラなのであんまり意味ないですかね。
ただ、Sランクのカードたちは化石デッキを名乗るなら3積みは確定ですね。
どっちかっていうと、化石自体は混合前提のテーマですし、
何と混ぜるかで結構変わってきそうですね~。
【化石】カード解説:まとめ
以上、化石デッキのカードでした。
先ほども言ったように、他のカードと組み合わせる前提なので、
『これが化石デッキの動きだ!』ってルートはないです。
組んだ相棒によって変わってくるでしょう。
個人的には、コンセプト的にも恐竜と組ませたいなと思います。
でも、オノマトペの岩石一族や、教導と組むのも強そう。
特に、教導は、化石の弱点の先攻の弱さを補い、
化石は、教導のワンキル能力の低さを補える理想的な相性です。
上手く組めばガチになりうると思うのですがどうでしょうね?化石デッキ。
ということで、次回は、化石デッキと相性の良いテーマを考察していきます!
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