UMAがモチーフの海外生まれのテーマ。
誕生からすぐに大暴れして、多くのカードを規制に巻き込んだテーマですね!
運の要素が絡む上に、プレイングも高いレベルが要求されるデッキなので、
使用者こそ少ないですが、間違いなく最強クラスのテーマだと思います。
環境次第では、いつ大暴れしてもおかしくない未界域。
実はマスターデュエルでも、比較的生成コストが少なくて人気だったりしますね!
それでは今日もテーマ勉強やっていきましょう!
未界域とは??強いのか??
EXTRA PACK 2019で登場した海外産のテーマですね。
国内で登場前に海外で大暴れして、規制済みで入国した異例のテーマ。
では、早速未界域の強さの評価をします!
環境トップをTier1、大会常連をTier2、中堅をTier3、完全環境外をTier4とすると、
未界域デッキは……Tier1.5です!
今は規制から完全解除されておらず、フルパワーとはいきませんが、
圧倒的展開力は健在ですね。
誘発を積むスペースが少ないため、マッチ戦だと不利ですが、
1戦のみの爆発力は間違いなく最強クラス。
カジュアルで使うのなら、もしかすると圧倒的トップかもです。
一見、運任せに見えますが、実はプレイング難易度が高いのも未界域の特徴。
今後の環境や規制解除のタイミングでは、Tier1もあり得るデッキです。
未界域ってどんなデッキ??
それでは、未界域に関連するカードたちを1枚づつ見ていきましょう!
砂原式カード評価:
☆1:テーマ内では出番なし。超限定的な状況でなら使える。ファン要素やネタの域を出ない。
☆2:使いどころが難しい癖のあるカード。使うには愛が必要なレベル。
☆3:デッキに1枚は欲しいカード。ただ、複数枚採用するかはデッキタイプによる。
☆4:間違いなく必須カード。テーマを組むなら必須。
☆5:テーマの枠を超えた強力なカード。新しいデッキタイプを作りかねないパワーを秘めたカード。
基準は、カードのポテンシャル、テーマ内での重要度、他のカードとの相性を
総合的に判断しています。
で皆さんのデッキ構築の参考にしていただけたらと思います。
未界域のジャッカロープ
効果モンスター(準制限カード) 星3/闇属性/獣族/攻 500/守2000 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 それが「未界域のジャッカロープ」以外だった場合、 さらに手札から「未界域のジャッカロープ」1体を特殊召喚し、 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 デッキから「未界域のジャッカロープ」以外の「未界域」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
砂原式カード評価:
評価理由:リクルート効果はエクシーズ向きで扱いやすい。基本は最大枚数投入で。
1枚目なので、未界域の共通効果をまずは解説します。
手札の自身を公開し、自分の手札と混ぜてその中から1枚を相手がランダムに選び、
それを捨てます。それが効果を発動した未界域と同名カード以外であれば、
効果を発動した未界域を特殊召喚して、1枚ドローできるというもの。
要はババ抜きですね(笑)。
外れて自分を選ばれた場合も、未界域は捨てられた時の効果を持っているので、
最低限のアドバンテージ回復はできます。
ドローできるため、結構大量展開できるし、この共通効果はターン1制限がないので、
引きが良ければ無限に展開可能です。
UMAを見かける(公開)→捜索(相手が手札を選ぶ)→遭遇(特殊召喚)と、
モチーフを再現した面白い効果ですね。
で、ジャッカロープの2の効果は、自身が捨てられたときに未界域をリクルートです。
基本的に、未界域はランク3と4、8を狙っていくので、
場の未界域に合わせて、必要なレベル帯のモンスターを引っ張ってこれますね。
ランダム要素が強い未界域には貴重な、計算できるモンスターになっています。
当然強力なので、準制限ですが、基本はルールが許す限り最大枚数投入しましょう。
未界域のツチノコ
効果モンスター 星3/闇属性/爬虫類族/攻1300/守 0 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 それが「未界域のツチノコ」以外だった場合、 さらに手札から「未界域のツチノコ」1体を特殊召喚し、 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 このカードを特殊召喚する。
砂原式カード評価:
評価理由:1の効果が外れても問題ないのは強み。ランク3に寄せるなら多めに投入したい。
共通効果は割愛しますが、爬虫類族なのでキングレムリンでサーチ可能です。
ランク4は立てやすいので、覚えておきたいです。
確実に場にレベル3を供給できるので、安定した展開が可能。
ランク3を多用する幻影騎士団や彼岸にはよく出張していますね。
当然リンク素材の頭数にもなる使いやすいカード。
2~3枚投入推奨です。
未界域のチュパカブラ
効果モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守 400 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 それが「未界域のチュパカブラ」以外だった場合、 さらに手札から「未界域のチュパカブラ」1体を特殊召喚し、 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが手札から捨てられた場合、 「未界域のチュパカブラ」以外の自分の墓地の「未界域」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。
砂原式カード評価:
評価理由:レベル4なのが最大の強み。墓地の未界域蘇生もエクシーズに繋がる良い効果。
悪魔族なのと手札を捨てる効果から、魔轟神と相性も良い。
蘇生効果は、序盤は役に立たないが、未界域はすぐに墓地が溜まるしそんなに心配はない。
ただ、適当なタイミングで使うと手札が無くなって厳しくなるので、
後の展開を考えて効果を使用したい。
基本的には、このカードが手札にあれば優先的に効果を使うこと。
(墓地にモンスターが溜まっていれば、そうではないけど)
未界域は捨てられたときにアドバンテージを稼げるモンスターを温存して動くのが、基本。
蘇生効果故に投入しすぎると事故りやすい。
ランク4を重視するなら2~3枚、そうでないなら1~2枚か?
未界域のモスマン
効果モンスター 星4/闇属性/昆虫族/攻1800/守 400 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 それが「未界域のモスマン」以外だった場合、 さらに手札から「未界域のモスマン」1体を特殊召喚し、 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 お互いのプレイヤーはデッキから1枚ドローし、 その後手札を1枚選んで捨てる。
砂原式カード評価:
評価理由:相手の手札も増やすのは一長一短。捨てられても手札交換ができるのは評価点。
昆虫族なのでゴキポールのサポートを受けられます。
ゴキポールが未界域の効果で捨てられるとモスマンにアクセスできるので、
ぜひセットで採用していきたいところですね。
2の効果は自分と相手が1枚ドローしてその後1枚捨てると賛否両論です。
未界域はなるべき気持ち良く展開したいけど、これでニビルを引かれたら目も当てらない。
タイミング次第ですが、モスマンの2の効果を使うであろう場面では、
アポロウーサなどを立てて手札誘発をケアしていきたいですね。
ゴキポールとセットで1~2枚採用していきましょう。
未界域のワーウルフ
効果モンスター 星7/闇属性/獣戦士族/攻2400/守1000 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 それが「未界域のワーウルフ」以外だった場合、 さらに手札から「未界域のワーウルフ」1体を特殊召喚し、 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000ダウンする。
砂原式カード評価:
評価理由:レベル7といまいちかみ合わず、2の効果も先攻では役に立たないので採用は厳しめ。
先攻での展開では2の効果は全く意味がない。
ネッシーとでランク7は行けるが、レベル7モンスターが少ないので
狙いに行きにくいのが難点ですね。
後攻での捲り札であれば、それなりに悪くはないけど、
どうしてもほかの未界域が優先されてしまう。
獣戦士族だけど、サポートもほとんど受けられないので、
特別な理由がない限りは採用は難しいですね。
未界域のネッシー
効果モンスター 星7/闇属性/水族/攻1600/守2800 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 それが「未界域のネッシー」以外だった場合、 さらに手札から「未界域のネッシー」1体を特殊召喚し、 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 デッキから「未界域のネッシー」以外の「未界域」カード1枚を手札に加える。
砂原式カード評価:
評価理由:未界域カードサーチ効果を持ち、実は最も重要なモンスター。3枚採用推奨。
サーチ効果はやっぱり強いです。
なるべく3枚採用して、手札に温存しておきたいカードですね。
2の効果を使用する前は、このカードが手札にあっても1の効果を使わないように
立ち回って、捨てられるカードのバリューを高めていこう。
打点は低くレベル7なので、リンク素材としての運用が主になるが、
サーチだけで十分飯を食えるモンスター。
やはり最も有名なUMA、ネッシーは偉大なのか。
実は闇属性・水族と珍しいステータスだったりもする。
未界域のビッグフット
効果モンスター 星8/闇属性/獣族/攻3000/守 0 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 それが「未界域のビッグフット」以外だった場合、 さらに手札から「未界域のビッグフット」1体を特殊召喚し、 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが手札から捨てられた場合、 相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
砂原式カード評価:
評価理由:打点も高くエースモンスター。2の効果も捲り効果としてはかなり優秀。
暗黒界の龍神グラファのような効果を持っている。
が、先攻では効果が活きる場面は少ないが。
スキルドレインのような厄介な永続カードを破壊できるのは覚えておこう。
とは言え、その高い打点でアタッカーとして運用できるのは大きい。
レベル8なのでサンダーバードたちと強力なランク8モンスターの素材にもなれる。
トレード・インにも対応しているし、2~3枚の採用が目安になるだろう。
実は青眼デッキとかにも相性が良かったりするのでお試しあれ。
未界域のサンダーバード
効果モンスター 星8/闇属性/鳥獣族/攻2800/守2400 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 それが「未界域のサンダーバード」以外だった場合、 さらに手札から「未界域のサンダーバード」1体を特殊召喚し、 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが手札から捨てられた場合、 相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
砂原式カード評価:
評価理由:セットカード除去は珍しい。先攻では仕事がないが、エクシーズ素材として有用。
こちらもビッグフットほどではないがアタッカーとして活躍可能。
また、トレード・インや闇の誘惑にも対応しているし、
レベル8なのでエクシーズ素材にも優れる。
セットカード除去は、ビッグフットと同じく、先攻では役に立たないが、
後攻であれば心強い。
表側のカードはビッグフットに任せて、セットカードはこいつで対処しよう。
実は鳥獣族なので王神鳥シムルグをリンク召喚できる。
結界像や巨神鳥を出して制圧布陣を強化するのも面白い。
ランク8軸なら、2~3枚は欲しいですね。
未界域のオゴポゴ
効果モンスター 星8/闇属性/海竜族/攻1200/守3000 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。 それが「未界域のオゴポゴ」以外だった場合、 さらに手札から「未界域のオゴポゴ」1体を特殊召喚し、 自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。 デッキから「未界域のオゴポゴ」以外の「未界域」カード1枚を墓地へ送る。
砂原式カード評価:
評価理由:未界域カードを墓地送り出来、チュパカブラなどと合わせることも可能。
未界域カード限定のおろかな埋葬として機能する。
レベル8故に、サンダーバードたちと同じく多くのサポートに対応しているので、
デッキタイプによっては複数枚採用できるだろう。
未界域調査報告を墓地に送って手札交換しつつ、未界域の効果を使う、
なんて器用なこともできるから、
1枚入れておくと結構仕事をするイメージです。
海竜族だけど、今のところは生かす道は少ないかな~。
未界域調査報告
通常魔法 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドの「未界域」モンスター1体とフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを持ち主の手札に戻す。 (2):このカードが墓地に存在する場合、手札から「未界域」モンスター1体を捨てて発動できる。 このカードをデッキの一番下に戻す。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。
砂原式カード評価:
評価理由:結構使いやすいサポートカード。1の効果もほぼノーコストの除去として機能。
未界域と場のモンスターを1枚ずつ手札に戻せる効果を持っている。
セルフバウンスはもちろん、相手のモンスターを除去できる。
また、未界域の1の効果は何度でも使えるので、手札に戻す効果はノーコストみたいなもの。
相手の盤面を切り崩す第一手として有力なカードだ。
2の効果も実はかなり重要。
墓地から自身を除外して、手札の未界域を捨てられる。
ビッグフットなどを捨てて盤面を荒らしたり、ジャッカロープで展開など、
動き出しとしてはかなり優秀。
ドロー効果も手札=展開な未界域には重宝する。
オゴポゴで墓地に送れるし、1枚採用しておくと窮地から救ってくれることも。
魅惑の未界域
通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):手札からレベル5以上の「未界域」モンスター1体を捨てて発動できる。 デッキからレベル4以下の「未界域」モンスター1体を手札に加える。 このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「未界域」モンスターしか特殊召喚できない。
砂原式カード評価:
評価理由:アド損なしでサーチが可能。だがデメリットが大きいのでライフを削りきれないときつい。
上級未界域を捨てつつ下級未界域をサーチ。
一見するとかなり強力だが、未界域以外を特殊召喚できなくなるデメリットが大きい。
このせいでかなり使いにくいカードになっている。
未界域には、EXデッキのモンスターは存在しないので、
テーマ外モンスターで妨害や除去などを補う形になるが、
それがすべてできなくなるので強みが一気に失われる。
ビッグフットなどで攻め切れるのならデメリットはないようなものだが、
万が一防がれるとかなりの確率で返しで負ける。
純構築でも採用は厳しいカードです。
未界域捕縛作戦
装備魔法 「未界域」モンスターにのみ装備可能。 (1):装備モンスターの攻撃力・守備力は800アップし、効果では破壊されない。 (2):装備モンスターは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
砂原式カード評価:
評価理由:ビッグフットが3800の二回攻撃になり強力。ネッシーでサーチもできるので優秀。
装備魔法としてはかなり優秀ですね。
ビッグフットやサンダーバードが3000越えのアタッカーになり、
モンスター限定とはいえ2回攻撃が可能になります。
戦闘を軽視しているテーマも多いので、実は環境に刺さっているかもですね。
ネッシーでサーチもできるので、欲しい時にひっぱてこれるのも魅力的。
3000の大台を超えるモンスターは処理しにくいので、
その対策としては悪くないかもしれないですね。
激動の未界域
フィールド魔法 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の「未界域」モンスターが相手モンスターとの戦闘で破壊された時に発動できる。 その相手モンスターを破壊する。 (2):自分の墓地から「未界域」魔法・罠カード3種類を1枚ずつ除外して発動できる。 フィールドのカードを全て破壊する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「未界域」モンスターしか特殊召喚できない。
砂原式カード評価:
評価理由:戦闘に対して疑似耐性を持たせる効果と、全体除去効果。若干使いにくさはある。
未界域を戦闘破壊したモンスターを破壊するという、
疑似的な戦闘破壊耐性を持たせるフィールド魔法。
メタバースを絡めれば、奇襲にもなるか?
ただ、基本的に未界域は最終盤面に未界域を出さないことが多いので、出番は少ない。
2の効果は、それなりに使えなくもない。
全体除去後はビッグフットでライフを削りきればよい。
ただ、コストの都合上あまり使わない罠カードも採用する必要はある。
総じて悪くはないが未界域とはかみ合っていない印象を受ける。
未界域-ユーマリア大陸
フィールド魔法 (1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 自分フィールドの「未界域」モンスターは特殊召喚されたターンには相手の効果の対象にならない。 (2):1ターンに1度、自分フィールドの「未界域」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターとこのカードが自分フィールドに表側表示で存在する限り、 そのモンスターは直接攻撃でき、攻撃対象にされない (この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる。)。
砂原式カード評価:
評価理由:未界域に耐性付与とダイレクトアタック能力を追加できる面白いカード。
未界域をトゥーンモンスター化するようなカード。
対象に取られない耐性と、ダイレクトアタック能力、攻撃されない能力を付与できる。
ただ、先ほども話したように未界域モンスターを最終盤面に並べる機会は少ない。
ビッグフットでダイレクトアタックできるのは破格の能力だが、
その一発のために入れるのは疑問。
墓地効果なども特にないので、事故要員になりかねない気もする。
未界域の歓待
通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):デッキから「未界域」モンスター3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。 そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りのモンスターはデッキに戻す。 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
砂原式カード評価:
評価理由:リクルートは悪くないが未界域は場に出すとバニラ同然。罠ゆえに遅く活躍は厳しい。
デッキから未界域を3枚選びそのうち1体をランダムに選びリクルート。
選ばれた1体以外はデッキに戻るが、エンドフェイズに破壊のデメリットも持つ。
場に出た未界域は仕事がないので壁にしかならない。
正直なところ、展開力に長ける未界域はわざわざこのカードに頼る必要はない。
未界域-ユーマリア大陸の2の効果を使いたいのでなければ採用はしないかな。
未界域の危険地帯
通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分はデッキから3枚ドローする。 その後、手札から「未界域」カード1枚以上を含むカード2枚を捨てる。 手札に「未界域」カードが無い場合、手札を全て公開し、デッキに戻す。
砂原式カード評価:
評価理由:罠カードで手札交換は遅いしデメリットが重すぎて使いにくい。
3枚ドローという破格の能力を持つ上、2枚捨てられるので状況によっては
かなりのアドバンテージを稼いでいける。
未界域のトリガーになりつつ、山を掘れる貴重なカード。
調整版天使の施しといったところ。
ただ、手札に未界域がないと捨てべの手札を失ってしまう。
当然、未界域が手札にない状況で使うことはないだろうが、
状況を選ぶ時点で扱いにくさはある。
マキュラなどを駆使して1ターン目に使える専用構築にすれば、使えなくもない。
第弐次未界域探険隊
永続罠 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札を1枚捨て、自分フィールドの「未界域」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで500アップする。 (2):このカードが墓地に存在する場合、手札から「未界域」モンスター1体を捨てて発動できる。 このカードをデッキの一番下に戻す。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。
砂原式カード評価:
評価理由:。打点アップはおまけ。墓地効果は悪くないのでそれ目当てで採用はあり。
打点アップは申し訳程度。
一応、未界域のトリガーになるから奇襲にはなるか。
地味に攻撃力を上げる対象は未界域でなくても良いのは覚えておきたいポイント。
2の効果は未界域調査報告と同じ効果。
ただ、あちらは魔法カード故に扱いやすいため、こちらの方が評価は劣る。
正直なところ、未界域調査報告で事足りる場面はほとんどなので、
出番はなさそうですね。
未界域の強さと弱点の考察
カードをすべて見て、未界域の長所と短所を考えていきたいと思います。
未界域が勝てるデッキタイプ、カードなど
妨害が少なめなデッキは余裕で貫通できますね。
増殖するGですら、デッキデスのきっかけにしてしまえる凶悪さ。
正直なところ、プレイング次第でどんなデッキにも勝てます。
マクロコスモスやスキルドレインも、ビッグフットで対応可能なので、
柔軟性もありますね。
強い対面は、相手が手札誘発を引けていないデッキすべて、と言っても良いですね。
未界域が苦手なデッキタイプ、カードなど
特殊召喚封じが最大の敵。
未界域調査報告でギリギリ突破できなくもないが、かなりしんどい。
大抵の永続カードはビッグフットで対応できるので、
意外と何とかなったりはしますが。
手数が多い反面、虚無魔人のような無限妨害型には打開策が無くなるので、
ライトニング・ストームなどをサイドに忍ばせたい。
未界域デッキは環境に入るか??
爆発力は全テーマ中トップクラス。うまく扱えれば勝ち確定です。
今はおとなしいですが、決して弱いわけではないです。
ただ、的確なプレイングと適度な運が必要なので、
連戦する大会では勝ち抜けないのかなと思います。
反面、一発勝負のマスターデュエルでは、かなり強いデッキだと思います。
使いこなすまでは経験が必要だけど、
扱えるようになるとめちゃくちゃ楽しいので、興味ある方はぜひ使ってみてください。
それじゃ今日はこの辺で!
次回は、未界域と相性の良いカードを考察していきます!
ではでは!
次回↓