今日はマスターデュエルの制限改訂について!
この記事では規制されたカードとデッキについて、
私と一緒に詳しく見ていくよ!!
8月21日にマスターデュエルのリミットレギュレーションの改訂が発表されました!
今回は環境で大暴れしていた【ティアラメンツ】【スプライト】への規制など、
かなり大掛かりにメスを入れた内容になりました!
今回は規制されたカード達を一緒に確認していきましょう!
9月1日適用のリミットレギュレーション(全容)
8月21日に発表されたよ!
今回はかなり大掛かりな内容かも!!
9月1日適用のリミットレギュレーション
⚪︎禁止カード
・No.86 H-C ロンゴミアント
・古衛兵アギド
・究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン
・ブロックドラゴン
・ティアラメンツ・メイルゥ
⚪︎制限カード
・烙印融合
・隣の芝刈り
・古尖兵ケルベク
・スプライト・ジェット
・鬼ガエル
⚪︎準制限カード
・焔征竜-ブラスター
・強欲で金満な壺
・竜剣士ラスターP
⚪︎枚数制限が解除されるカード
・天底の使徒
・エンシェント・フェアリー・ドラゴン
・宵星の騎士ギルス
今回はマスターデュエル史上でも類を見ないほどの大規模な改定になりました。
特に規制されたカードの枚数が非常に多く、現環境デッキの大半は何らかの規制を受けています。
今回は規制されたカードを禁止カードから順に見ていきます!
禁止カード
今回は一気に5枚も追加されたよ!
テーマのキーカードはもちろん、単体でヤバいカードが多い印象!
No.86 H-C ロンゴミアント
エクシーズ・効果モンスター ランク4/闇属性/戦士族/攻1500/守1500 戦士族レベル4モンスター×2体以上(最大5体まで) (1):相手エンドフェイズに発動する。 このカードのX素材を1つ取り除く。 (2):このカードのX素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。 ●1つ以上:このカードは戦闘では破壊されない。 ●2つ以上:このカードの攻撃力・守備力は1500アップする。 ●3つ以上:このカードは他のカードの効果を受けない。 ●4つ以上:相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。 ●5つ以上:1ターンに1度、発動できる。 相手フィールドのカードを全て破壊する。
シングル戦でエヴァイユロンゴミはダメ!死刑!
X素材によって効果が変わりますが、基本的に4つ以上の素材で出てきます。
こうなると、完全耐性の上に壊獣ラヴァゴすら効かないバケモノです。
突破できるモンスターも当然出せません!マジかよ…
しかも、《ナンバーズ・エヴァイユ》で、後攻なら簡単に出てきてしまいます。
本来、相手エンドフェイズ毎に素材を1つずつ取り除く必要がありますが、
《発禁令》をこのカード名称で使用すれば、このデメリットは踏み倒せちゃいます!
出た時の対処があまりにも困難過ぎるので今回お縄となりました。
記念すべきマスターデュエル初回の規制で、このカードの冤罪?で一発禁止となった、
《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》くんの釈放が待ち望まれます。
ただ、【ヒロイック】にとっては単純にマイナスなのが哀しいところです。
得意とする後攻ワンキル戦術に関わるカードではないのが救いでしょうか…
禁止で影響を受けるデッキ
【ヒロイック】などランク4戦士族を軸にするテーマ、
【ロンゴミエヴァイユ】(シングル戦用の後攻特化デッキ)
見た目とモチーフはカッコいいんだけどね…
このスペックが簡単に出るのはやっぱダメだったね…
古衛兵アギド
効果モンスター 星4/地属性/天使族/攻1500/守1300 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、自分の墓地から「古衛兵アギド」以外の天使族・地属性・レベル4モンスター1体を選んで特殊召喚できる。 (2):このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。 お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。 その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、 自分または相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る事ができる。
イシズ出張セット最強の一角、ついにお縄に!!
イシズ実装以降にマスターデュエルを触った人なら、誰もが禁止に納得するであろう1枚!
手札,デッキから墓地に送られた場合、お互いのデッキから5枚を墓地に送る効果を持ちます。
《現世と冥界の逆転》が存在するならこの効果を相手のみに適用しますが、こちらの効果はほぼ使われずに専ら墓地肥やしのために使用されてきました。
《古尖兵ケルベク》も同じ効果を持つので、今回同じく禁止になった《ティアラメンツ・メイルゥ》の召喚から、ケルベク→アギド(順不同)と綺麗に繋がると…
なんと、カード1枚から13枚のデッキから墓地肥やしができてしまいます!
ここまで一気に墓地を肥やせると、墓地を利用するデッキならば手札誘発の1枚や2枚では全く止まりません。後は一方的な惨殺が始まります!!
当然こんな無法がいつまでも許されるわけもなく、今回でイシズギミックに関してはほぼトドメが刺された感じになります。
【ティアラメンツ】など墓地を利用するデッキに関しては新たな構築を考える必要があるでしょう。
何気に元から規制でボロボロだった【現世と冥界の逆転】が、完全に構築不可になってしまったので、
他のデッキから悪用できない形で何かフォローが欲しいところです。
禁止で影響を受けるデッキ
【ティアラメンツ】など墓地肥やしを軸にするテーマ
【現世と冥界の逆転】
墓地に送られただけで《針虫の巣窟》は、流石におかしいと思って欲しかった!
OCGだとイシズセット全種類3枚積めた時期があるんだよね……
究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン
シンクロ・効果モンスター 星0/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0 ルール上、このカードのレベルは12として扱う。 このカードはS召喚できず、自分フィールドのレベル8以上で同じレベルの、 チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。 (1):このカードは効果では破壊されず、攻撃力はフィールドのモンスターの数×1000アップする。 (2):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。 お互いのフィールドに同じ数だけ、 「邪眼神トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。 このターンこのカードは攻撃できない。
さらば、先行ワンキルのズッ友よ…!
特殊な召喚条件を持つ、レベル0のシンクロモンスターです。
お互いのメインフェイズに「邪眼神トークン」をフィールドに埋め尽くす効果を持っています。
攻撃力がフィールドのモンスターの数×1000アップする効果を持っているので、
トークンを生成して殴ってね♪って感じの効果ですが、その実態は悪用しかされてきませんでした(笑)
モンスターを大量展開できるのでリンク召喚に活用できる上、
相手がトークンの処理手段を持たないデッキの場合は、そのまま盤面ロックすることもできます。
真に恐ろしいのは、《転晶のコーディネラル》でこのカードを送り付けて、《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》でワンキルするコンボです。
先行1ターン目で成立する上、現代遊戯王でこのカードとマシュ=マックを並べるのはそれほど難しくありませんし、今後の新規カードで更に容易になります。
なんと、【イグナイト1キル】などの先行1キル特化デッキと異なり、普通の【メガリス】や【P.U.N.K.】でもこのコンボは使えちゃいます!
シングル戦で容易に先行1キルできる上、後攻でも戦えるのは許されなかった…ということでしょう。
まだ実装は先ですが《赤き竜》の存在もあり、実はOCGでも禁止行きが危ぶまれるカードです。
禁止で影響を受けるデッキ
【メガリス】や【P.U.N.K.】などの先行1キルギミック
面白い効果ではあると思うんだけどね…
どう考えても悪用しかされない効果だよね…
ブロックドラゴン
特殊召喚・効果モンスター 星8/地属性/岩石族/攻2500/守3000 このカードは通常召喚できない。 自分の手札・墓地の地属性モンスター3体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分フィールドの岩石族モンスターは戦闘以外では破壊されない。 (2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 レベルの合計が8になるように、デッキから岩石族モンスターを3体まで選んで手札に加える。
岩石族を支え続けた屋台骨、ついに倒壊する……
9期パワーの影響なのか、特殊召喚モンスターにしては異様に融通が効く特殊召喚条件です。
コストは地属性3体と重いですが岩石族指定では無く、何かしらの手段で墓地に送ってしまえばレベル8になるように岩石族を3体までサーチできます。
登場当初はリンク召喚が無かったので墓地送りに多少手間が必要でしたが、リンク召喚の登場で簡単に墓地に送ることができるようになりました。
リンク登場後も岩石族は展開に長けたテーマが無く、良カード止まりだったのですが、【アダマシア】の登場により一気に化けます。
【アダマシア】は地属性モンスターで固められており、サーチも《御影志士》で簡単に行えます。(ちなみに、《ユニオン・キャリアー》が生きていた時代は、あちらの効果で装備にして墓地に送っても効果が発動できました。)
1度サーチ効果が通ってしまえば、「アダマシア」下級モンスターを3種類全てサーチ可能なので、もはや宇宙とさえ呼べるような展開を行うことができました。
何気に本体スペックもかなり優秀な部類で、ステータスが高いのに加えて、岩石族全体に効果破壊耐性まで付与してくれます。
【アダマシア】は現環境ではそれほど使用率が高いテーマでは無かったのですが、上位デッキの規制に合わせて規制された形になります。TCGでは禁止なので、そちらに合わせる意図もあったのかもしれません。
岩石族デッキはこのカードのせいで、新たなテーマを作りづらそうな気がするので、KONAMIの意向次第ではOCGでも禁止行きになる可能性がありますね!
禁止で影響を受けるデッキ
【アダマシア】など岩石族デッキ全般。
OCGだと準制限だけど、効果的に禁止じゃないと意味ないね。
岩石族の層が薄くて、真価を発揮するのに結構時間かかった印象!
マスターデュエルだと最初からフルパワーだったけどね!!
ティアラメンツ・メイルゥ
効果モンスター 星2/闇属性/水族/攻 800/守2000 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。 (2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。 融合モンスターカードによって決められた、 墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールド・墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
ついに(事前規制含めて4度目)、ティアラメンツの融合弱体化!?どうする?どうなる!?
ついに牢屋行きなティアラメンツ1号ですが、その実態はティアラメンツ下級の固有効果を付けただけの《ドラゴンメイド・ラドリー》です。まあ固有効果が大問題なわけですけど…
ラドリーちゃんの墓地肥やし効果は、そこまでテーマと相性がよろしく無かったのですが、
こちらは死ぬほど噛み合う上にケルベクかアギドが落ちれば宇宙です。
レベル2である点もスプライト系列のリンクが出せるので、何から何まで高スペックなモンスターだと言えます。効果はラドリーちゃんなんだけどなあ…
ティアラメンツでは初動に、融合効果要員に、縦横無尽の活躍をしていたキーカードです。①と②の効果が「いずれか」ではなく、「それぞれ」ターン1制限なのが、いつ見ても狂っていて素敵ですね(笑)
このカードの規制により下級の融合要員が、《ティアラメンツ・シェイレーン》と《ティアラメンツ・ハゥフニス》のみになり、得意の融合戦術に歯止めが掛かりました。どちらも準制限のままである点も辛いところでしょう。
また、イシズギミックも墓地肥やしの《古衛兵アギド》が禁止、《古尖兵ケルベク》が制限なので、それらに頼ることも厳しくなりました。
更に、遭遇率の高い《クシャトリラ・ユニコーン》に、制限の《ティアラメンツ・キトカロス》を除外されるのも辛く、【ティアラメンツ】には非常に厳しい改訂となりました。
しかし、散々規制を受けたOCGでも、いまだに他のテーマを取り込んで生き残っているテーマです。OCGと違ってキトカロスがまだ生きている点も大きいので、今後の動向にはまだ要注目のテーマでしょう!
禁止で影響を受けるデッキ
【ティアラメンツ】、およびその派生デッキ
親の顔より見たモンスターだね!
いやまあフィールドに出るのはレイノハートとハゥフニスのが多いけど!
《スプライト・エルフ》で蘇生するのは犯罪だよ!!
制限カード
こっちも追加は5枚!
本当に今回多いね!!
烙印融合
通常魔法(制限カード) このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 (1):自分の手札・デッキ・フィールドから、 融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター2体を墓地へ送り、 「アルバスの落胤」を融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
長期環境罪!?もう烙印の顔は見飽きたぜ…!
とうとう規制強化がかかった烙印の融合魔法です。
デッキからも融合素材にできるという超高スペック融合魔法となっています。
融合テーマにこんなもん与えたらいかんでしょ…
発動「する」ターンにEXデッキから融合モンスターしか特殊召喚できない点には、辛うじて理性を感じますが、出張で使いづらいだけなので本家【アルバスの落胤】ではあまり関係ないです。
誰がどう見ても強く、このカードのおかげで手札誘発の受けも良かった烙印系列のデッキですが、今回ようやくOCGと同じ制限カードに指定されました。
この1つ前の大型改訂で準制限に指定されており、更に規制が強化された形になります。
理由はどう考えても規制と同時期に実装された「ビーステッド」との相性が良すぎて、
【烙印ビーステッド】が環境デッキとなったからでしょう。
烙印の要素だけでも強力なのですが、ビーステッドの効果によって光と闇のデッキは、属性だけで不利になるという非常に厳しい状況です。黄金卿もレイちゃんも涙目。(【ティアラメンツ】は例外)
それに、烙印系列のデッキは形を変えて1年近く延々と環境に居座っているので、KONAMI的にもそろそろアウト判定なのかもしれません。
しかしながら、今回の改訂ではこのカードのみの規制なので、まだまだ環境では見ることになる気がします…
制限で影響を受けるデッキ
烙印デッキ全般
デッキ融合は本当に悪さしかしないね!
あの《真紅眼融合》ですら、融合先が強ければ強いもんね!
隣の芝刈り
通常魔法 (1):自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動できる。 デッキの枚数が相手と同じになるように、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
デッキを60枚にする理由の1つ!通ればほぼ勝てるカードだが…!?
割と最近のカードにしてはテキストが短い1枚。
そして、その効果は古のカードレベルに強烈なものになっています。
基本的にキーカードを引く確率を上げるために、40枚デッキにすることが多い遊戯王ですが、このカードは60枚デッキでこそ輝く効果です。
先行1ターン目であれば、相手のデッキ枚数と同じになるようにデッキを墓地に送る=デッキの上から20枚墓地に送ると同義になります。※相手のデッキが40枚の場合
【インフェルノイド】や【シャドール】など、墓地を肥やすことで真価を発揮するデッキであれば、このカード1枚から無数にアドが取れます!
《左腕の代償》でサーチする選択肢もあったほどのパワーカードでしたが、《灰流うらら》が致命傷になりかねないので、そちらの戦術は現在下火。
《ディメンション・アトラクター》は天敵ですが、《灰流うらら》は通らなくても消費させることができるので無駄にはなりません。爆アドカードにも関わらず、まともに刺さる手札誘発はこの2枚だけです。
ミラーマッチと上記のアトラクター以外の裏目が無いので、このカードのためだけに60枚デッキにする価値があったカードですが、半年前に準制限になって今回で制限になりました。
流石に60枚デッキに1枚では、このカードをアテにするのは厳しいでしょう。他に60枚デッキにするメリットが産まれなければ、60枚構築も廃れていきそうです。
制限で影響を受けるデッキ
60枚デッキ全般
デュエルリンクスでもリミット0(禁止指定)されてるよ!
規制されてない媒体は無いから、正にデッキの新時代を作ったカードだね!
古尖兵ケルベク
効果モンスター 星4/地属性/天使族/攻1500/守1800 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合、 相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。 (2):このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。 お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。 その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、 自分の墓地から罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットできる。
イシズ出張セットの問題児(ゾルガ除く全て)その2、ついに制限になる。
制限になった理由は禁止になったアギドとほぼ同じです、終わり。むしろ何故禁止じゃ無いのか。
…と言いたいところですが、実は単体性能ならアギドより高いカードです。
②の墓地肥やし効果はアギドと同一と考えても良いですが(《現世と冥界の逆転》関連効果はどうせ使われないので…)、①の特殊召喚効果の後半部分がアギドと異なっています。
こちらは①での特殊召喚成功時に、相手の特殊召喚されたモンスター1体をバウンスできる効果を持ち、手札誘発としても働いてくれます。レベル4なので素材としても優秀です。
こちらが禁止指定にならなかったのは、汎用性の高さ故の配慮でしょうか??
手札誘発兼、手札とデッキから墓地に落ちた際のラッキカードとして、墓地を肥やす必要があるデッキにはまだまだ投入されていきそうですね。
制限で影響を受けるデッキ
【ティアラメンツ】など墓地肥やしを軸にするテーマ
【現世と冥界の逆転】
個人的にはこっちが禁止かな?と思ってたよ!
まあどっちが禁止でも墓地肥やしは落ち着くからいいけどさ…
スプライト・ジェット
効果モンスター 星2/闇属性/雷族/攻1300/守 700 このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。 (2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「スプライト」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
スプライト、ついに規制強化されるの巻その1
長期に渡って環境で活躍する【スプライト】ですが、その中でも1,2を争う強カードです。
《スプライト・スターター》をサーチして《スプライト・レッド》あたりをリクルートすれば最低でも1妨害できますし、他のスプライト魔法,罠も優秀なカードばかりです。
当然スターターからブルー辺りを呼び出して、《ギガンティック・スプライト》他で展開も可能。
弱点らしい弱点は初動にならないことくらいなので、枚数が減ってしまうと純粋に弱体化するということになります。
しかし、制限にはなりましたが、《スプライト・ブルー》他でサーチ,リクルート,蘇生の手段はいくらでもあるので、致命的というほどでも無いでしょう。(元々準制限でしたしね。)
【スプライト】としてのパーツの規制はこれだけなので、《鬼カエル》の出張ギミックを捨てて、【鉄獣スプライト】【ビーステッドスプライト】などが主流になることが予想されます。
制限で影響を受けるデッキ
【スプライト】、およびその派生デッキ
あんまり好きなカードじゃ無いけど、禁止にするほどではないし…
OCGを見てもこの辺りの規制が妥当かなあ。
ただ、エルフはそろそろ牢屋行きでお願いします!
鬼ガエル
効果モンスター 星2/水属性/水族/攻1000/守 500 (1):このカードは手札からこのカード以外の水属性モンスター1体を捨てて、 手札から特殊召喚できる。 (2):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。 デッキ及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、 レベル2以下の水族・水属性モンスター1体を選んで墓地へ送る。 (3):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。 このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、 自分メインフェイズに「鬼ガエル」以外の「ガエル」モンスター1体を召喚できる。
スプライト、ついに規制強化されるの巻その2(ガエル他の被害は甚大)
割と昔のカードで、【ガエル】ではキーカードな1枚です。
効果は、手札の水属性1枚をコストに自己特殊召喚+レベル2水属性,水族限定の《終末の騎士》+任意のモンスターをセルフバウンスして、ガエルの召喚権プラスと、つよつよ効果のハッピーセット。
しかも、バウンスは自身を対象にでき、終末効果にターン1がないせいで複数回使えてしまいます。
昔から悪さはしていたのですが、《イレカエル》と《餅カエル》が責任を取って禁止に行ってくれていたので、このカード自体は難を逃れていました。
しかし、《粋カエル》との出張性能、およびランク2を立てる性能が高過ぎたせいで、今回制限送りとなりました。
とは言え、本当に悪いのは【スプライト】の方であり、【ガエル】としてはいい迷惑…どころかデッキが組めないレベルになっています(泣)
OCGと同じように【スプライト】本体の規制が強化されれば、制限緩和されるカードだと思いますので、【ガエル】や【バージェストマ】などの使い手の人は暫く我慢の時です…
制限で影響を受けるデッキ
【ガエルスプライト】
【ガエル】
【バージェストマ】
etc…
強いのは間違い無いんだけど、
こっちより先にスプライト本体を規制して欲しいなあ…
準制限カード
準制限は1枚追加だけだね!
禁止と制限が多いところにKONAMIの本気を感じる…
強欲で金満な壺
通常魔法 (1):自分メインフェイズ1開始時に、 自分のEXデッキの裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。 除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。 このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
一部デッキでドロソとして便利過ぎたか…しかし、環境的には逆風も?
EXを3枚裏側除外で飛ばせば1ドロー、6枚飛ばせば2ドローと、EXを使わないデッキにとっては殆ど《強欲な壺》と同じ効果を持つカード。
メインフェイズ1開始時のみ発動可で、発動ターン中に他のドロー効果を使えないと、流石に一生禁止から戻ってこられないであろうカードの調整版なのでデメリットは相応に重いです。
《金満で謙虚な壺》と比べるとEXデッキが任意除外で無い点が使いづらく、あちらよりも採用するデッキは選びます。
しかし、【メタビート】系や【ラビュリンス】などでは、ほぼノーデメリット2枚ドローです。このカードが強く使えるデッキは、大概シングル戦だと強い傾向にあるので、規制されたと考えられます。
強いカードなのは間違い無いですが、現在【クシャトリラ】が環境デッキにいる点は無視できないデメリットです。
メイン1開始時にしか使用できない都合上、《クシャトリラ・シャングリラ》と《No.89 電脳獣ディアブロシス》が立っていた場合、ゾーン封鎖+大量のカードがデッキから飛んでいくことになります。
OCGでは無規制のカードであり、代わりに《強欲で貪欲な壺》が同じ規制の立ち位置です。
よって、今後入れ替わりが考えられなくも無いですが、【クシャトリラ】の勢力が落ち着くまでは暫くそのままでは無いでしょうか。(あちらは《No.89 電脳獣ディアブロシス》の効果がより負けに直結するため)
相手に使われるとほぼ《強欲な壺》だね!
罠主体のデッキはちょっとだけ逆風かな。
総括と次回予告
今回は規制強化された11枚を紹介したよ!
OCGの2022年がいかに狂ってたかが、ちょっとだけ伝わるね!
次回は緩和された5枚を紹介予定!!
ということで、マスターデュエルの規制内容を詳しく解説しました!
それじゃ今日はこの辺で!
ではでは!
次回