今日はイラストアドが半端無い女の子テーマの御巫を紹介するよ!
この記事では御巫のカード全部をまとめているから、
御巫のこと何も知らない!って人にオススメ!
遊戯王では萌えない巫女(GXの斎王美寿知さん)が有名だったけど、遂に萌える巫女テーマが登場!
マスターデュエルでは、9月7日実装の新パック「ギャラクティックエボリューション」の目玉テーマの1つです。
イラストアドもさることながら、環境でも活躍しているとの噂……!!
実際にどんなカードがあるのか気になりますよね。
ってことで前々から興味はあったけど、御巫の解説記事、やっていきます!
御巫とは??強いのか??
OCGではデッキビルドパック「アメイジング・ディフェンダーズ」登場した儀式テーマだね!
テーマモンスターは全て攻撃力、守備力が0と尖ったステータスを持っています。
低いステータスと効果を活かし、自爆特攻による反射ダメージ戦術をとるのが主軸のテーマです!
割と珍しい装備魔法を活用するテーマでもあり、下級モンスターの効果は装備魔法が関わってきます。
モンスター名は日本神話の天照大神とその関連から取られていて、
イラストはかわいいだけでなく、どことなく美しい感じもするテーマですね!!
環境トップをTier1、大会常連をTier2、中堅をTier3、完全環境外をTier4とすると、
御巫デッキは……Tier3です!
先行制圧は苦手(というかほぼできない)テーマだけど、
後攻は割と得意だし、手札誘発積めるスロットもあるから、
シングル戦しかないマスターデュエルだと割と強いテーマだね!
動くにはテーマモンスター+装備魔法カードが必要なので、手札の要求値は最近のテーマでは高いです。
しかし、《オオヒメの御巫》がサーチ効果を持ち、儀式モンスターなのでそちらのサーチも容易なので、そこそこ安定度は高いテーマです。
《剣の御巫ハレ》と《御巫の水舞踏》がテーマの動きのほとんどを占め、それらと《オオヒメの御巫》の9枚がメインの動きとなるので、デッキスロットの空きが多いのも魅力!
後攻からの捲りが得意なテーマなので、手札誘発や「壊獣」で先行盤面を潰し、後攻ワンキルできると理想的ですね!!
後攻デッキ特有のプレイングは必要ですが、テーマとしての動きはそれほど難しく無いのも良い所。
マスターデュエル環境ではTier3はあると思われるので、イラストに惹かれた方にはおすすめのデッキです!
御巫ってどんなデッキ??
テーマモンスターは攻撃力・守備力が0という点で統一されています!
メインデッキに入る下級モンスターは全てレベル3なので、
ランク3エクシーズの活用がしやすいのも魅力!!
メインデッキに入る下級モンスターは全てレベル3で、以下の共通効果を持ちます。
(1):このカードが装備カードを装備していない場合 このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になり、 装備している場合、このカードは戦闘では破壊されず、 このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
つまり棒立ちでも戦闘ダメージは一切気にしなくて良く、装備カードを装備中は戦闘破壊耐性が付いて更に戦闘ダメージを反射するようになります。
更にエースの《オオヒメの御巫》は、装備カード無しでも常時この効果が付いています!
上記の効果と低いステータスを活かし、自爆特攻による反射ダメージでLPを削り取るのがメインです!装備魔法の装備で効果を得るため、テーマ内に装備魔法関連の効果を持つカードは多く、装備魔法を活かせるテーマでもあります。
連続攻撃を付与する《閃光の双剣-トライス》や打点上昇+反射ダメージの《脆刃の剣》との相性は装備魔法な点も相まって相性は最高!!
それぞれの御巫に対応する「舞」の装備魔法が存在し、コントロール奪取効果を持つ《御巫の誘い輪舞》以外は装備モンスターに効果破壊耐性を付与するので、装備魔法+テーマモンスターだけでもそれなりに場持ちは良いです。
それでは、御巫に関連するカードたちを1枚づつ見ていきましょう!
砂原式カード評価:
☆1:テーマ内では出番なし。超限定的な状況でなら使える。ファン要素やネタの域を出ない。
☆2:使いどころが難しい癖のあるカード。使うには愛が必要なレベル。
☆3:デッキに1枚は欲しいカード。ただ、複数枚採用するかはデッキタイプによる。
☆4:間違いなく必須カード。テーマを組むなら必須。
☆5:テーマの枠を超えた強力なカード。新しいデッキタイプを作りかねないパワーを秘めたカード。
基準は、カードのポテンシャル、テーマ内での重要度、他のカードとの相性を
総合的に判断しています。
で皆さんのデッキ構築の参考にしていただけたらと思います。
剣の御巫ハレ
効果モンスター 星3/炎属性/戦士族/攻 0/守 0 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):(共通効果) (2):このカードに装備カードが装備された場合に発動できる。 デッキから「御巫」装備魔法カード1枚を手札に加える。
砂原式カード評価:
評価理由:活発系な御巫の女の子!固有効果は展開の要!!
魔法少女物にありがちな活発系主人公タイプの「御巫」です。全体的なモチーフはネズミでしょうか?
固有効果は装備カードの装備時にデッキから「御巫」装備魔法のサーチで、効果に即効性がありテーマ下級だと最優秀な効果を持っています!
《御巫の水舞踏》を装備して別の装備魔法をサーチしつつ、あちらの効果で《珠の御巫フゥリ》をリクルートし、フゥリの効果で「御巫」罠カードをサーチできると理想的ですね。
上記の流れで《御巫の火叢舞》をサーチすれば、レベル3を2体並べることもできるので、《オオヒメの御巫》と合わせて出張パーツとしても有力なカードです!
レベル3,戦士族,炎属性,攻守0とこの上なくステータスに恵まれているのも強力!!
同種族,属性の【焔聖騎士】や【イグナイト】ともシナジーがあり、レベル3戦士族がメインの【幻影騎士団】とも相性が良いカードです。
特に、《増援》で実質デッキに4枚採用にできるのは、他の御巫にはないメリットですね!
下級御巫では最重要なカード!
ステータスが優秀過ぎるから、
他テーマとの橋渡しにも向いてる子だね!
鏡の御巫ニニ
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):(共通効果) (2):このカードが装備カードを装備している場合、相手ターンに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
砂原式カード評価:
評価理由:おとなしい系な御巫の女の子!固有効果は1妨害!!
魔法少女物にありがちなおとなしい系の「御巫」です。全体的なモチーフは猫でしょうか?
個人的に見た目が1番好みですね!型月の宇津見エ⚪︎セちゃんみたいな感じがたまりません!!
固有効果は装備カードの装備時に相手ターン限定の《心変わり》です。つまり、このカードと装備カードだけで1妨害は作れることになりますね。
装備カード装備時に固有効果で耐性も付くので、相手としてはそれなりに厄介な存在になります。
ただし、この効果は相手もわかっているので、発動前に対処されやすいのが難点です。《珠の御巫フゥリ》が存在すれば対象耐性も付くので、制圧盤面としてはあちらを利用していきたい所!
更に、他の「御巫」下級モンスターと異なり、単純にアドバンテージが取れる効果では無いので、自ターン展開の着地点として使用することになります。
展開に絡む効果持ちでは無いので、採用枚数は少な目でも機能しますね。
効果そのものは強力なので、1枚は必ず採用しておきたいカードです!!
見た目は1番好きなカードだな〜
効果はテクニカルだけど、うまく使っていきたいね!
珠の御巫フゥリ
効果モンスター 星3/風属性/サイキック族/攻 0/守 0 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):(共通効果) (2):自分フィールドに装備カードが存在する限り、自分フィールドの「御巫」カードは相手の効果の対象にならない。 (3):このカードに装備カードが装備された場合に発動できる。 デッキから「御巫」罠カード1枚を手札に加える。
砂原式カード評価:
評価理由:罠サーチ効果持ちの追加戦士な1枚!種族がポイント高し!!
OCGではハレとニニから少し遅れて登場した1枚!プリ⚪︎ュアだと追加戦士枠ですね。
固有効果は装備カード装備時に「御巫」罠カード1枚をサーチするというもの。サーチ対象は《御巫かみくらべ》か《御巫の契り》で、どちらもなかなか優秀なカード。
ただし、どちらも罠カードなので、次のターン以降のリソース確保がメインとなります。効果は一長一短があるので、盤面の状況を見てサーチ先は決めましょう。
ハレと同じくアドバンテージを稼げる効果なので、下級御巫の中では採用優先度は高めです。複数枚採用をしておきたいですね。
固有効果の他に[装備カードが存在する限り、自分フィールドの「御巫」カードは相手の効果の対象にならない]という、耐性付与効果も持っています。
「御巫」装備魔法カードは、装備対象に効果破壊耐性を与えるカードが多く、このカードの耐性効果と含めればかなり硬い盤面を形成できます。ターンを渡す際はこのカードを絡めた盤面を目指しましょう!
手札誘発の中で、喰らうと最も厳しい《無限泡影》をケアできるのは、かなり嬉しいところです!!
更に、レベル3のサイキック族なので「御巫」の中で唯一《緊急テレポート》に対応しています。
「御巫」と装備魔法が揃わなければ動けないテーマなので、デッキから直接リクルートできるカードに対応しているのはありがたいですね!
あちらの除外デメリットは《御巫の誘い輪舞》で回避できる点も相性抜群です!
追加戦士枠で実装された1枚だね!
このカードでメインデッキの「御巫」枚数が増えたから、
それだけでも優秀なカードだよ!!
オオヒメの御巫
儀式・効果モンスター 星6/光属性/天使族/攻 0/守 0 「御巫神楽」により降臨。 このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。 デッキから「オオヒメの御巫」以外の「御巫」カード1枚を手札に加える。 その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。 (2):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。 (3):自分・相手ターンに、自分の墓地の装備魔法カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを装備可能なフィールドのモンスター1体に装備する。
砂原式カード評価:
評価理由:サーチ効果が超優秀で出張にも!本体もテーマならフィニッシャーとして優秀!!
巫女の神秘の舞によって降臨する神的存在です!マスターデュエルでは演出ありで、萌えと美しさを両立したデザインが素晴らしいですね!!プリキュアの女神的存在
「御巫」モンスター特有の戦闘破壊耐性及び戦闘ダメージ反射能力が、装備魔法無しで常時機能する様になっています。流石神様ですね!
また、手札の自身を公開して「御巫」カードをサーチしつつ手札を捨てる効果を持っており、これが超優秀です。仮に《灰流うらら》を喰らってもアドを失わず、下級「御巫」モンスターor「御巫」装備魔法を継続的にサーチできます。
更に、手札を捨てる効果もあるので、墓地効果を能動的に発動させる手段としても優秀ですね!レベル3を使用するテーマ、墓地で発動する効果を持つテーマなどへの出張要員としても1流です!!
テーマとしてもこのカードの存在により、安定度が上がっているので優秀なカードです。《御巫神楽》か《伝承の大御巫》をサーチしてくれば、自身の特殊召喚も容易ですね。
③の効果で自分,相手ターンに装備魔法カードを任意のモンスターに装備できる効果も持ち、墓地の《諸刃の剣》を相手モンスターに装備させて攻撃すれば、一撃必殺のコンボとなります!
儀式魔法の《御巫神楽》の固有効果を考えても、勝負を決められるタイミングで出したいエースモンスターですね!!
サーチ効果がとにかく優秀だから、
最優先で手札に持ってきたいモンスターだね!
本体もフィニッシャーとして有用だよ!!
御巫の祓舞
装備魔法 「御巫」モンスターにのみ装備可能。 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):装備モンスターは効果では破壊されない。 (2):相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、 自分及び相手フィールドのモンスターを1体ずつ対象として発動できる。 そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
砂原式カード評価:
評価理由:装備魔法には珍しい妨害効果!ニニちゃんの方がうまく使いこなせるかな?
ここからは「御巫」の装備魔法を紹介していきます!
まず最初に紹介するのはハレちゃんの姿が美しい祓舞です!ただし、効果はニニちゃん向き!!
①では装備モンスターに効果破壊耐性を付与します。これは《御巫の誘い輪舞》を除く「御巫」装備魔法の共通効果です。この効果で効果破壊耐性を得て、自身の効果で戦闘破壊耐性を得るので、これだけでもそれなりに耐性としては硬いです。《珠の御巫フゥリ》と合わせると更に強固な耐性になります。
装備魔法の固有効果としては、相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合に、お互いのモンスターを1体ずつバウンスします。妨害としてなかなか優秀な効果ですね。
同じく妨害効果を持つニニに装備させておくと、相手ターン中に2妨害できることになるので相性が良いです。
また、「相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合」は当然「壊獣」モンスターの特殊召喚にも反応するので、あちらとの相性も抜群です。
「御巫」テーマ自体の妨害性能を上げたい場合は、是非デッキに投入したいカードです!
正に相手モンスターを「祓う」効果だね!
イラストはハレちゃんだけど正直相性は微妙かな……
御巫の火叢舞
装備魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分の手札・墓地から「御巫」モンスター1体を選んで特殊召喚し、このカードを装備する。 その後、相手の墓地からモンスター1体を選んで効果を無効にして相手フィールドに特殊召喚できる。 (2):装備モンスターは効果では破壊されない。
砂原式カード評価:
評価理由:装備魔法には珍しい展開効果!ハレのサーチ効果とも相性抜群!!
祓舞と同じくハレちゃんのイラストの装備魔法!あちらのサーチ効果とも相性バッチリなカードです!
②の耐性効果は祓舞と同じなので割愛します。詳しくはあちらを参照!
固有効果は手札も対象になった「御巫」専用の《早すぎた埋葬》で、装備魔法としては珍しい展開効果です。この手のカードにありがちなデメリットが何も無い点に11期パワーを感じますね!
《御巫の水舞踏》をハレちゃんに装備させ、このカードをサーチすることで、「御巫」を即座に2体並べることができます。そのまま殴りに行くもよし、エクシーズ召喚するもよしです!
任意の効果で「御巫」の特殊召喚時に、相手墓地のモンスター1体を選んで相手の場に特殊召喚させることもできます。自爆特攻の的が無い場合には是非利用したい効果ですね!
ハレちゃんからサーチできる展開魔法なので、出張の際にも輝く1枚です!!
ターン1付いて対象が限定されてる以外は、
禁止カード《早すぎた埋葬》の上位互換!
……ターン1付いたらあっちも帰ってこられると思うけどね。
御巫の水舞踏
装備魔法 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):装備モンスターは効果では破壊されない。 (2):自分メインフェイズに発動できる。 装備モンスターとは元々のカード名が異なる「御巫」モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚し、このカードをそのモンスターに装備する。 その後、このカードを装備していたモンスターを持ち主の手札に戻す。
砂原式カード評価:
評価理由:「御巫」展開の要!相手モンスターから動くことも可能!!
こちらはニニちゃんのイラストの装備魔法!このカードが「御巫」装備魔法の中でも最重要です!!
①の耐性効果は祓舞と同じなので割愛します。詳しくはあちらを参照!
固有効果は装備モンスターと異なる「御巫」モンスター1体をデッキからリクルートし、装備モンスターを手札に戻すというもの。
装備モンスターが「御巫」に指定されておらず、相手モンスターでも良いのが特徴で、相手モンスターの除去を行いつつ、こちらは「御巫」モンスターを展開するという芸当も可能!
更に、この効果でリクルートした「御巫」にこのカードを装備するので、相手モンスターが存在していれば、このカード1枚からハレorフゥリを展開し、固有効果を発動させることもできます!!
当然ながら「御巫」自体に装備させた場合も強力で、このカードから「御巫」の固有効果を2度発動させることができ、「御巫」のテーマとしての強みを存分に発揮させることができる1枚!
最優先で手札に持ってきたいカードなため、《オオヒメの御巫》からは優先的にサーチしたいところ。ハレちゃんには装備させたい1枚ですが、他に装備対象が存在するなら固有効果からサーチするのも悪く無いです。
1ターンに1度しか発動できず、装備カードのため手札誘発に弱い点には要注意!
特に、相手モンスターに装備させた際に《灰流うらら》や《幽鬼うさぎ》を貰うと致命傷になりかねません!!
状況次第では除去しながら「御巫」が出せるインチキカード!
イラストはニニちゃんだけど、基本的にはハレちゃんの方が相性良いね!!
御巫の誘い輪舞
装備魔法 相手フィールドのモンスターに装備できる。 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):「御巫の誘い輪舞」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドに「御巫」モンスターが存在する限り、装備モンスターのコントロールを得る。 (3):装備モンスターは自分フィールドに存在する限り、効果を発動できない。 (4):このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは墓地へ送られる。
砂原式カード評価:
評価理由:相手モンスターにのみ装備できる少し変わった装備魔法!妨害としてはなかなか良い1枚!!
こちらもニニちゃんイラストの装備魔法!本人との相性は良く無いけどね。
相手にのみ装備できる一風変わった装備魔法で、このカードのみ「御巫」装備魔法の共通効果を持ちません。自分モンスターに装備できないので当然と言えば当然ですが……
効果は自分フィールドに「御巫」モンスターが存在する時限定の《強奪》です。ただし、このカードを装備している限り、装備モンスターは効果の発動ができなくなります。
《大捕り物》と同じで効果の「発動」ができないだけなので、永続効果などは普通に適用されます。これはメリットにもデメリットにもなるので覚えておきたいところ。
このカードのみでは何の役にも立たず、ハレちゃんの初動にも使用できないのが厳しいですが、妨害札としては結構優秀なカードです。
特に《オオヒメの御巫》は墓地にこのカードが存在すれば、相手ターンに墓地から相手モンスターへ装備できるので、妨害札としてかなりの活躍を見せます!
仮にこのカードを処理されたとしても、装備モンスターは墓地に行ってくれるので、最低限の仕事はできる点も評価できます。
自ターンで使用する場合は、相手モンスターを素材にしてから《御巫の火叢舞》の効果で、自爆特攻の的として蘇生させてあげると良いでしょう!
使用できる場面が限られますが、効果は強力なので活かしてあげたい1枚です!!
このカードが墓地に存在する時の、
《オオヒメの御巫》の安心感は凄いよ!
積極的に場に立てるなら是非採用したい1枚!!
御巫舞踊-迷鳥
装備魔法 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):装備モンスターは効果では破壊されない。 (2):自分の「御巫」モンスターが戦闘を行ったダメージステップ終了時、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。 (3):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の「御巫」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、このカードをそのモンスターに装備する。 この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される
砂原式カード評価:
評価理由:現状1枚しかないフゥリの装備魔法!バウンスにテーマ装備唯一の墓地効果付き!!
フゥリイラストの装備魔法です。ハレとニニと違ってこの1枚しかありません。ちょっと不遇……
①の耐性効果は祓舞と同じなので割愛します。詳しくはあちらを参照!
②の固有効果では戦闘時にカード1枚をバウンスできます。ダメージステップ終了時発動なので、防ぐ手段が少ない点が強力です。ただし、戦闘前の妨害には当然ながら無力な点には注意。
地味に装備されているモンスターが戦闘を行う必要は無いので、相手モンスターに装備させてバウンスするという手も使えます。また、「壊獣」との相性は祓舞と同じく抜群です!
「御巫」装備魔法唯一の墓地効果を持っており、墓地の「御巫」モンスターを蘇生させ、そのカードの装備魔法として装備する効果も持ちます。
バウンス効果とは「それぞれ」ターン1なため同ターン内に使用でき、墓地に行ったターンでも使えるのが魅力。墓地効果を持つ装備魔法ということで、《聖騎士の追想 イゾルデ》との相性もバッチリ!
この効果で蘇生した「御巫」モンスターは当然固有効果が発動できます。フィールドから離れると除外されるデメリットがありますが、エクシーズ召喚の素材にしてしまえば踏み倒すことができますね!
更に、除外されるのは装備されていた「御巫」モンスターだけなので、装備モンスターが場から離れてもこのカードは墓地に戻ります。つまり、墓地に「御巫」モンスターが尽きない限り、毎ターン蘇生効果を使用させることもできますよ!!
墓地効果が本体な気がする1枚!
《伝承の大御巫》とかで能動的に墓地に送るのもいいかも!!
伝承の大御巫
速攻魔法 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札から「御巫」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは相手エンドフェイズに持ち主の手札に戻る。 (2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「伝承の大御巫」以外の「御巫」カード1枚を墓地へ送る。
砂原式カード評価:
評価理由:《オオヒメの御巫》を出せる手段の1つ!墓地効果も含めて相性抜群!!
ここからは「御巫」をサポートする魔法,罠を紹介します。まずは速攻魔法のこちら!
手札の「御巫」を特殊召喚するというシンプルな展開効果ですが、召喚条件を無視するので儀式モンスターの《オオヒメの御巫》を特殊召喚することが可能!
単純な儀式召喚よりもかなり消費が抑えられるので、ダメージを稼ぎたい場合はこちらからオオヒメを特殊召喚すると良いでしょう。あちらのサーチ効果を使用すれば、手札コスト1枚のみでオオヒメの降臨ができます!
墓地から除外することで、このカード以外の「御巫」カード1枚をデッキから墓地に送ることができ、こちらもオオヒメとの相性は抜群!
あちらの効果で《御巫の誘い輪舞》を墓地から相手に装備させることで1妨害となり、《御巫舞踊-迷鳥》を墓地に落として更に「御巫」を展開することもできます。
《オオヒメの御巫》と相性抜群なので、サーチ対象として1枚は採用しておきたいカードです!
アドは取れないけどオオヒメを即降臨させられるのは便利!
場合によっては下級を展開するのもありかな?
天御巫の闔
フィールド魔法 (1):装備カードを装備したモンスターが自分フィールドに存在する限り、攻撃可能な相手モンスターは装備カードを装備したモンスターを攻撃しなければならない。 (2):自分の「御巫」モンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。 (3):自分の「御巫」モンスターが攻撃を行ったダメージステップ終了時、自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。 そのモンスターはもう1度続けてモンスターに攻撃できる。
砂原式カード評価:
評価理由:あったら便利な効果はあるけど……基本的には要らないかな?
「御巫」専用のフィールド魔法です。昨今のフィールド魔法にしてはかなり控え目な性能。
①の効果は装備モンスターへの攻撃強制ですが、基本的に自爆特攻がメインとなるデッキなのでそれほど必要性を感じません。そもそもこんなカードが貼ってあるなら、普通バトルフェイズに入らないと思います。ということで、おまけ程度の効果として考えましょう。
②の効果は《鬼動武者》のモンスター戦闘時耐性を「御巫」全体に付与するというもの。ほぼ戦闘では無敵となる耐性で、この効果は戦闘メインの「御巫」としては有用な効果です。
安全に戦闘を行えるようになる効果ですが、このカードを貼ること自体が上振れムーヴとなる上に、そもそもこのカードが1番狙われやすいので微妙なところ。サイドカードとしては悪く無いのですが……
③の効果は自分の装備カード1枚をコストにして、「御巫」に連続攻撃を付与する効果。効果そのものは強いですが、コストが重いです。下級「御巫」は装備カードが無くなってしまうと、戦闘ダメージ反射効果と戦闘破壊耐性を失ってしまう点もかなり微妙ですね。
というか、このカードで連続攻撃を狙うよりも、「御巫」を2体並べた方が圧倒的に楽で早いです。
ということで、かなり微妙なフィールド魔法だと思います。②の効果目当てで1枚が限界かなぁ……?
シングル戦のマスターデュエルでは無理して採用する価値は無いと思います。
最近のフィールド魔法とは思えないくらい弱いね!
一応②の効果は強いから、使い切りの魔法とかで欲しかった!!
御巫神楽
儀式魔法 「御巫」儀式モンスターの降臨に必要。 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「御巫」儀式モンスター1体を儀式召喚する。 その後、以下の効果を適用できる。 ●自分の墓地の装備魔法カードの種類の数まで相手フィールドのカードを選んで破壊し、破壊した数×1000ダメージを相手に与える。
砂原式カード評価:
評価理由:《オオヒメの御巫》降臨の儀式魔法!追加効果もデッキと噛み合う!!
「御巫」専用の儀式魔法です。名称指定が無いのは未実装の《アラヒメの御巫》を考慮してます。
「御巫」名称を持つので、当然《オオヒメの御巫》からサーチすることができ、儀式魔法としての使い勝手はそこそこ良いです。
《御巫の水舞踏》の存在により、モンスター数を稼ぐのは比較的容易なデッキなので、儀式召喚の消費はカバーしやすいのも良き!
儀式召喚成功時に墓地の装備カードの種類まで相手フィールドのカードを選んで破壊し、破壊した数×1000のバーンダメージを与える追加効果を持ちます。
墓地の装備魔法の数に依存しますが、厄介な魔法,罠などを破壊しつつバーンダメージを与えられるので、オオヒメの効果とあわせてかなりフィニッシュに向いている1枚!!
カバーしやすいとは言え、儀式召喚は消費が激しいので、ここぞという場面で儀式召喚しましょう!
最近の儀式魔法にしてはシンプルな1枚!
固有効果が強烈だからそのまま勝負を決めたいね!!
御巫かみくらべ
通常罠 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドに「御巫」モンスターが存在する場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターが装備可能な装備魔法カード1枚をデッキから選び、そのモンスターに装備する。 (2):このカードが墓地に存在する状態で、装備魔法カードが自分の墓地へ送られた場合、このカードを除外し、自分の墓地の装備魔法カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。
砂原式カード評価:
評価理由:コミカルなイラストの1枚!フゥリからサーチもできるよ!!
フゥリの効果でサーチできる「御巫」罠カードの1枚。かなりコミカルなイラストです!
①の効果は自分の場に「御巫」が存在する場合に、好きな装備カードをフィールドのモンスター1体に装備するというもの。
装備対象は何でも良く、装備させるカードも何でも良いので【御巫】では強化版《アームズ・コール》として使用できます。《御巫の誘い輪舞》をデッキから相手に装備させることでシンプルに1妨害となる点は強力です。
専用装備魔法だけでなく、反射ダメージを含めれば一撃必殺のコンボが狙える《諸刃の剣》を能動的に持って来られる数少ない手段という点も強力!
罠なので即効性に欠けるのが難点ですが、伏せたまま1ターン持ち堪えられれば、簡単にゲームエンドに持っていくこともできるでしょう!!
墓地に存在する状態で装備魔法がフィールドから墓地に送られた場合、このカードを除外することでその装備魔法1枚をサルベージする効果も持ちます。
基本的にモンスター破壊時にリソースの確保として使用することになる効果ですが、墓地に存在する場合に《伝承の大御巫》の墓地効果を使用すれば、擬似「御巫」装備魔法サーチとなるのは覚えておきたい点ですね!
イラストがかなり特徴的な1枚!
《諸刃の剣》を簡単に持って来られるのがいいね!!
御巫の契り
通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):手札・デッキから「御巫」モンスター1体を特殊召喚する。 その後、そのモンスターが装備可能な装備魔法カード1枚を自分の手札・墓地から選んでそのモンスターに装備できる。 この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
砂原式カード評価:
評価理由:幼少期の美しい思い出な1枚!フゥリからサーチもできるよ!!
フゥリの効果でサーチできる「御巫」罠カードの1枚。イラストアド高すぎて尊死しそうです!
効果はかなりシンプルで、デッキor手札から「御巫」をリクルートして、手札or墓地から装備可能な装備魔法カードを装備させるというもの。
この効果で手札から出すメリットはほぼ無いので、基本的にデッキからのリクルート一択です。装備魔法が手札or墓地に無くても、最低限の壁にはなってくれます。
しかし、是非装備魔法を装備して固有効果も狙いたいところ!罠カード故、相手ターンに使用することが多いと思われるので、相手ターンに妨害効果を使用できる《鏡の御巫ニニ》とは相性抜群です!!
フゥリからサーチできるので、1妨害を相手ターンに追加する手段としてセットしておきましょう。展開の妥協点としてもいい感じだと思います。
イラストてぇてぇ……
効果はかなり堅実だから1枚は採用しておきたいね!
マスターデュエル未実装カード
ここからはマスターデュエル未実装組をサラッとだけ紹介!
マスターデュエル未実装の関連カードは以下の2枚のみです。
モンスター:《アラヒメの御巫》
罠カード:《御巫かみかくし》
どちらも結構便利なカードです。特に《御巫かみかくし》はフゥリのサーチ筆頭候補。
ただ、どちらも間違いなく採用はされますが、デッキパワーが劇的に向上するわけでも無いです。
特に、現状の後攻特化戦術の場合無くてもそこまで影響がないので、来ても周りの環境が変わらない限りはデッキとしての強さはほぼ変わらないと思って良いです。
御巫の強さと弱点の考察
カードをすべて見て、御巫の長所と短所を考えていきたいと思います。
御巫が勝てるデッキタイプ、カードなど
御巫デッキは装備カード込みであれば、モンスターの耐性はそれなりに硬いです。
LPを削り取れる爆発力があるデッキで、相手次第ですが後攻ワンキルもそれほど難しく無いです。
シングル戦だと相手も対応が難しく、【壊獣カグヤ】のような後攻特化デッキとしてかなり戦えます。
モンスターが主体のデッキであれば互角以上に戦えますし、環境トップ(2023年9月現在)の【ピュアリィ】とは手札誘発のスロットの関係上、それほど相性が悪く無い点も追い風です。
ミラーマッチが地獄な点が難点ですが、イラストに惹かれた方は組んでも損は無いのでは無いでしょうか!
イラストがいいだけじゃなくて、かなり戦えるデッキだね!
先行制圧嫌いな人にはおすすめのデッキかな!!
御巫が苦手なデッキタイプ、カードなど
モンスターが主体となる関係上《スキルドレイン》は天敵中の天敵です。
マジで何もできなくなります。制限カードで良かった……
というか、《センサー万別》以外のメタでよく使用される永続罠は全部厳しいです。規制のおかげで【メタビート】系列とのマッチングが少ないのが救い。
また、基本的に手札誘発は《ディメンション・アトラクター》があまり刺さらない以外はガン刺さりします。防ぐ手段は定番の《墓穴の道連れ》や《抹殺の使徒》くらいしか無いので、それこそ「御巫」に祈祷するのが大事です!
特に《御巫の水舞踏》に妨害を貰うと終わりな場面が多いので、できるだけケアしていきましょう。ケアできない場面は……どうにかなるように「御巫」にお祈りしましょう。
また、ミラーマッチなど相手の攻撃力が低い場合泥試合になりがちです、《諸刃の剣》を自身に装備させて殴りに行く、エクシーズ,リンク召喚を活用するなどプレイングでどうにかしましょう!
ミラーマッチはちょっと地獄かもね!
アーゼウスを先に立てた方が勝つかな?
御巫デッキは環境に入るか??
なかなか活躍してるみたいだね!
イラストアド高いし、ボチボチ見るテーマにはなりそう!!
ということで御巫の記事でした。
イラストアドが高く、先行制圧するデッキでも無いので個人的にはお気に入りです。
URに必要なカードが多いのはネックですが、出張でも使える子達なので、
興味がある方は是非是非組んでみてください!!
それじゃ今日はこの辺で!
次回は、新規が来た忍者を紹介予定!ではでは!
次回↓