遊戯王はTCGの中でも異質という話

今日は、箸休め的に雑談的な記事をば。

私、重度の動画サイト依存体質で、常時何かしらの動画を見ているのです。

仕事の移動中はもちろん、この記事書いている今もです。
ちなみに、今は、だんのうらさんのポケカ動画見てます(笑)。

で、最近は遊戯王だけじゃ飽き足らず、
思い出のデュエマさんのデュエマクラシック、
もちポケさんのポケカ動画に、トモハッピーさんのMTG動画など、

結構色んなTCGの動画を見漁るようになりました。

遊戯王とポケカ以外はルールあんまりわかっていないんですけど、
何百本と見るうちに、なんとなく覚えてしまいました。

それで思ったのは、
『遊戯王って結構、クセ強いな』ってこと。

国内TCGの火付け役で、現在も業界トップを走る遊戯王ですけど、
一体どの辺がクセが強いのか?異質なのか?

ちょっと文字にしてみて、改めて遊戯王の魅力を考えたいなと思います。

遊戯王とほかのTCGとの違い

まあ、この辺、出尽くしているのかもですけど、
うちのブログでは初めて扱うので改めて、ね。

まず1つ目。

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カードコストとしてのマナの概念がない

これですね。

遊戯王最大の特徴。

デュエマやMTGは、カードの使用にマナと呼ばれるコストを払う必要があります。
強いカードは多くのマナを、マナが軽いカードはパワー控えめ、など。

要求マナを基準にカードをデザインされています。

ポケカもそうですね。
技にはエネルギーが必要で、ある意味マナよりもシビアかも。

で、当然ですけどこのマナは、
カードのパワーだけでなく、デッキ構築にも影響します。

重いマナコストのカードを入れると序盤何もできないし、
軽いものばかりだと、勝負を決めるカードがなくて終盤まくられる。

なので、所謂マナカーブを意識した構築をするわけですね。

この辺はシャドバなんかも同じですね。
序盤に使うカードを多めにして、マナが高くなるにつれて枚数を減らしていく。

こうすれば、安定感のあるデッキができますよ、って指標。

それに、マナは構築以外にも、プレイングに影響を与えます。

『相手は次のターンで5マナになるから、5コストのカードが来る』
と予想ができ、MTGなどはデッキの色から、
その色の5コストで警戒するべきカードってなんだっけ?といった読みができますね。

これが、マナ(それに類似するシステム)を採用しているTCGの醍醐味ですよね。

では、遊戯王はどうか??

マナっぽいのは、レベルでしょうか。

レベル5以上は1体生贄、7以上は2体生贄、
というルールによるコストがありますから、ある意味モンスターがマナでしょうか??

ただ、現代遊戯王では、アドバンス召喚のコストは、
あまり意味がありません。皆さんもご存じでしょうが(笑)。

そもそも、遊戯王におけるコストは、カードごとに異なりますよね。

手札1枚だったり、墓地を除外だったり、様々。

まあ、何が言いたいかというと、遊戯王は1ターン目から、
ほぼすべてのカードを理論上使うことができる!ってこと。

これは、ほかのTCGにはないんじゃないですかね?

どんな強力なモンスターも、まあ出すだけなら何とかなります。

この豪快さはほかのTCGにはない魅力ですよね。

遊戯王のメリットでもデメリットでもある点ですけどね(笑)。

最初からクライマックスなので、お互いすさまじいやり取りの応酬。

制圧系のモンスターも、ガンガン1ターン目に出せるのは、
他のTCGではお目にかかれない光景。

マナがないから流行ったのか??

マナがあることで、読み合いや駆け引きが生まれる=プレイングが重要。

ってことですよね。

練習し知識を増やせば増やすほど強くなる。

相手のデッキタイプから、強い動きを予想し、
それに応じたプレイングができるのだから、
上級者と初心者の差は大きいですよね。

でも、遊戯王にはそれがない。
(別にプレイングやレベルの差がないと言っているわけではないけどね)

相手の手札を読むにしても、
使えるカードに理論上制限がない以上、自分の対策を軽く上回られるのが当たり前。

一定以上のデッキパワーがあれば、
初心者でもあっさり上級者に勝てたりする。

理論上手札のカードをすべて使えるので、
プレイングよりも、どれだけ強いカードを引けているかが重要。

それさえクリアしてしまえば、
初心者でも楽しく、かっこよく、強く戦える。

アニメで見た切り札もポンポン出せる。

だから遊戯王は流行ったのかもしれないですね~。

エクストラデッキの存在

デュエマなど、最近は超次元ゾーンやらが出ましたが、
メインデッキ以外にゲーム中使える山札は、遊戯王が初めて導入したんじゃないかな??
(もし違ったらごめんね)

で、エクストラデッキって何が良いかって、
サーチの必要がないんですよね。

特定条件を満たせば使えるカードなので、
そのカードがコンボに組み込まれているなら、
毎ゲーム安定して、自分の考えたコンボができる。

もちろん、それが切り札なら、
いつも自分の決めた切り札を出せるようになる。

これは結構大きいですよね。

遊戯王ほど、安定して同じ動きを繰り返すTCGも珍しいでしょう。
(しかも初動で)

マナがあるなら、引きとマナ状況で動きが変わりますしね。

その安定をさらに増したのがエクストラデッキですよね。

自分が思い描いた動きを、
毎回できるのが(妨害なければ)遊戯王最大の魅力なのかも。

テーマデッキが最強

これも、ほかのTCGと比べると珍しいかなと。
(種族などステータスで統一はあっても、効果レベルで露骨にかみ合うのは遊戯王くらい?)

テーマデッキって要するに、
公式がこうやって戦ってくださいね、ってルートを示しているデッキ。

そのデッキがそのまま、その時代の最強デッキってのは恐ろしいですよね(笑)。

デザイナーズデッキが肩身の狭い思いをするので、
賛否両論ですが、とっつきやすさでいえばアリですよね。

それに、考えられたデザイナーズデッキは、
たまに環境を席巻することもあるので、逆に意外性が出てますよね。

でも、このテーマという概念おかげで、
どのデッキを作るか=どのテーマで組むのか?

となるので、構築しやすいですね。
自由度はまた別の問題ですけど、
1万種類以上のカードがある遊戯王で、
ある程度デッキ構築の道筋があるのは非常にグッド。

初心者でも、
『名前にHEROって書いてあるカードを集めるか!』
でまあまあのデッキが組めるじゃないですか。

遊戯王になれていると何も思わないテーマ、という概念、
意外と新規参入に貢献しているのかも??

遊戯王とほかのTCGとの違い:結論、遊戯王は新規参入しやすい!

皆様、雑記にお付き合いくださり感謝です。

改めて、
遊戯王はド派手で、自分の思う動きができて、デッキ構築しやすいTCGだと思いました。

つまりは、とっつきやすく面白さがわかりやすい
=初心者にオススメかつはまりやすい!です。

余談ですが、
私のイメージ、バトル漫画でTCGを例えると、

MTG:ワールドトリガー
デュエマ:ナルト
ポケモンカード:ブリーチ
遊戯王:ドラゴンボール

なイメージ。

ドラゴンボールは、気の残量とかあんまり気にしないし、
その辺マナのない遊戯王に似てると思いました(笑)。

いや~、社会人になって、ほかのTCGを知ったので、
遊戯王について改めて考えられるようになり、最近楽しくなっています。

TCG全体の面白さを知り、遊戯王も前よりずっと楽しめている。

やっぱ、死ぬまで決闘者でいたいな~。

・・・なんかまとまりない記事でしたが、今日はこの辺で~。

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