【テーマ解説】ドラグマ(教導)は強いのか??【遊戯王】

遊戯王11期から登場した、背景ストーリー持ちのテーマですね。

10期の星遺物と同じ扱い。

アルバスとエクレシアが織りなすセカイ系のラブストーリー?

ストーリー系のテーマとしては、
ドラグマは最強クラスの強さを持っていますね。

10期の星遺物は、そこまで強力なテーマではなかったので、
明確に環境トップと想定されたような強さを感じます。

現在では、規制や他テーマ台頭で、
環境トップとまではいかないものの、十分強力なテーマに違いはありません。

ただ、動きがかなり独特なテーマなので、
始めは回し方がよくわからないかも。

ってことで、今回の記事は、
ドラグマ初心者の方に向けて、1枚ずつカードを見ていこうかなと思います。

ドラグマ(教導)とは??強いのか??

EXデッキに関連したメタ効果を持つテーマですね。

メタ効果に隠れがちですが、地味に展開力がエグイです。

制約によってEXデッキからの展開は難しいので、エクシーズなどはできないですが、
その展開力を活かして、重い上級モンスターをアドバンス召喚したりもできます。

普通のデッキとは一味違った動き方をするので、
ある程度遊戯王に慣れている人向けですね。

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ドラグマ(教導)ってどんなデッキ??

テーマの大半が光属性・魔法使い族で占められています。

どのカードも、自分を特殊召喚できる効果を持ち、
展開力はかなりのもの。

EXデッキのモンスターをメタる効果を持っていて、
EXデッキ破壊や効果無効などを駆使して、多くのデッキに強く出られるデッキですね。

自分たちは、EXデッキ破壊を利用して、アドバンテージを稼いだり、
召喚獣と組んで、制圧モンスターで蓋をしたりと、柔軟かつ強力に動けます。

使っていてかなり楽しいデッキで、
色んなテーマと組み合わせられることができるテーマ。

そういった意味では、鉄獣戦線と少し似ているかもですね。
余談ですが、剛雷帝ザボルグを併用すると、EXデッキ使う相手は完封できます(笑)。

ま、そんな感じの笑えないくらい強いテーマ、ドラグマ。

やっていきましょ~。

教導の聖女エクレシア

効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「教導の聖女エクレシア」以外の「ドラグマ」カード1枚を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(3):このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。

背景ストーリーのメインヒロイン。

めちゃくちゃ緩い特殊召喚条件と、ドラグマ万能サーチ、
EXデッキから出たモンスターには戦闘破壊されない、と、
明らかに詰め込まれた効果を持っています(笑)。

ただ、制約としてサーチ以後、使用者はEXデッキの使用を封じられます。

とは言え、この効果発動後、の制約なので、
EXデッキからモンスターを出した後に使用すれば問題なし。

プレイングを考えればデメリットなしで運用可能。

サーチ先は、妨害効果をもつフルルドリスか、大きなアドを稼げる大神祇官
または、強力なドラグマ・パニッシュメント。

どれを選んでも爆アド間違いなし。

エクレシア自体は、特殊召喚が容易かつ、
憑依連携や憑依開放といった、一部霊使いカードとシナジーを持つのも特徴。

他にも、シンプルにサーチ効果を使わずに、
エクシーズ素材などに使用するのも悪くない。

上の方でちょっと紹介したけど、
剛雷帝ザボルグのリリース要員としても優秀。

剛雷帝ザボルグを使用する場合は、
別にサーチ効果を使用しても問題ないだろうし、
相手のEXデッキを崩壊させつつ、自分はパニッシュメントなど構えられる。

ドラグマ帝、強いかも(笑)。

戦闘に強めな魔法使いってことで、
魔導書を併用しても強そうですよね。

ヒュグロを使用すれば、メジャーどころの2500ライン。
EXデッキのモンスターであれば、2500までのモンスターは一方的に葬れ、
ヒュグロの効果を使用できます。

ってか、聖女のわりに、物騒なもの持っていますよね(笑)

教導の鉄槌テオ

効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1800/守1500
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
(3):EXデッキから特殊召喚されたフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、このカードの攻撃力は600アップし、対象のモンスターの攻撃力は600ダウンする。

鉄槌らしいけど、エクレシアの方が鉄槌っぽいもの持ってますよね(笑)。

汎用性の高い、EXデッキのモンスターメタ。

メタビートなどで活躍しそう。
HEROビートとかの時代に登場してたら、間違いなく環境トップだったろう。

EXデッキのモンスターメタなので、特殊召喚条件はかみ合っていて強いです。

単独で、3000までのEXデッキのモンスターを処理できますから、
リンクモンスターであれば9割方、片づけられます。

戦闘破壊耐性も持つので、3000のモンスターなら一方的に戦闘破壊できる。

戦士っぽいけど、魔法使い。魔法使ってなさそう(笑)。

教導の天啓アディン

効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1000/守1800
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「教導の天啓アディン」以外の「ドラグマ」モンスター1体を特殊召喚する。

ドラグマのリクルーターですね。

ただ、戦闘破壊耐性とリクルーター効果がかみ合っていない。

悲しみ。

一応、自分で破壊しても効果が作動するので、
ヴァレルロード・F・ドラゴン的な奴を併用すれば、
相手ターンにエクレシアをリクルート、などもできる。

ただ、ドラグマ自体は層が厚く、
サーチや特殊召喚も豊富なテーマなので、こいつに頼る場面は少ないか。

教導の騎士フルルドリス

効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
自分フィールドに他の「ドラグマ」モンスターが存在する場合、
さらにフィールドの表側表示モンスター1体を選んでその効果をターン終了時まで無効にできる。
(2):自分の「ドラグマ」モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分フィールドの全ての「ドラグマ」モンスターの攻撃力は500アップする。

ダークソウル感あるよね。こいつ。

フリーチェーンで自身を特殊召喚でき、モンスター効果を無効にできる。

モンスター効果無効は、自分でもOKなので、
バルバロスなどと併用するのも面白い。

が、やはり本命は相手の妨害でしょうね。

2500というステータスと、手札誘発のようなスペック。
ヴェーラーの強化版のようなスペックを感じます。

2の効果で、自身も3000まで強化できるので、
動きを封じた相手のモンスターを刈り取れます。

何のデメリットもないので、極論どんなデッキでも使える。

ギミックパペットとか青眼とか、ランク8を主体にするデッキでも強い。

青眼なら、儀式素材としても優秀なので、
割とありだったりもする。

個人的には、守備寄りのパンクラトプスだと思っている。

教導の神徒

効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2000/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):融合・S・X・リンクモンスターが自分または相手の墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが手札からの特殊召喚に成功した場合、
「教導の神徒」以外の自分の墓地の「ドラグマ」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(3):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分フィールドの「ドラグマ」モンスターの攻撃力は500アップする。

若干使いにくい特殊召喚条件。

ドラグマであれば、出しやすいが、
出た時の効果がサルベージなので、その辺はいまいちかな?

せっかくなら妨害効果を持っておいてほしかった。

フルルドリスサルベージできるのは強いけど、
基本はエクレシアでサーチしていくデッキなので、
サルベージ要素はそんなに大事じゃない気もする。

3はフルルドリス同様のパンプアップ効果。

ただ、自分の打点が低いので、いまいちではある。

もちろん、並べれば馬鹿にならないけど、
そういうモンスターでもないかなと。

なんかうまい使い方ないもんですかね。

現状、居場所がないかなと思います。

教導の大神祇官

効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻1500/守3000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から融合・S・X・リンクモンスター1体を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分のEXデッキからカード名が異なるモンスター2体を墓地へ送る。
相手は自身のEXデッキからモンスター2体を墓地へ送る。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

はい、出ました悪い人。

星遺物でいうところのリース枠ですね。

墓地から、四種類のEXデッキのモンスター1体を除外して出すことができます。
簡単ではありますが、エクレシアからの流れで出すには工夫が必要。

基本は、適当なレベル4モンスター→アルミラージ→セキュア・ガードナー。
この流れできれいにつながります。

余談ですが、適当なレベル4をアレイスターにすれば、
メルカパーまで出せてクソ強いです。

で、2は、お互いにEXデッキを2枚破壊するもの。

自分は、墓地に送られたときに発動する、
バスタードやヌトス、アプカローネやキメラフレシアなどを採用すれば、アドしかない。

でも、相手からしてみると純粋にEXデッキ破壊なので、かなり嫌らしい。

ま、ミラーマッチだと悲惨だけどね(笑)。

シンプルに墓地効果を持ったEXデッキのモンスターを送っても良いし、
シャイニングフレアウィングマンみたいな、
融合モンスターを融合素材にするモンスターの補助にしても良い。

ナチュルエクストリオとか出せると燃えるよね(笑)。

こんな感じで結構いろんな可能性を秘めたカードです。

実は、クリッターでもサーチできたりするので、
ファンデッカーとしては覚えておきたいですね。

教導枢機テトラドラグマ

特殊召喚・効果モンスター
星11/光属性/魔法使い族/攻3200/守3200
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分・相手の墓地の融合・S・X・リンクモンスターを合計4体対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを除外する。
(2):特殊召喚されたモンスターとこのカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
その後、この効果で破壊した融合・S・X・リンクモンスターの数×800ダメージを相手に与える。

すんごい切り札なんだけど、すんごい出しにくい。

相手の墓地もコストにできるんで、何とかなったりもするけど、
基本は自力で4種類のEXデッキのモンスターを用意しないといけない。

出すためには、環境を読んで、ある程度無駄を省こう。
例えば、リンクモンスターは採用率が高いから、そこは相手に任せよう、など。

出してしまえば、効果は強力無比。

フィニッシャーとしてのパワーは申し分ないです。

まあ、最近のフィニッシャーたち、
フィニッシュの場面じゃなくても、いつでも出てくるやつらばっかりだし、
たまにはこんな奴がいてもいいんじゃないでしょうか(笑)。

凶導の白騎士

儀式・効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻 500/守2500
「凶導の福音」により降臨。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(2):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に発動できる。
自分のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送り、
相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで墓地へ送る。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターの攻撃力を合計した数値の半分だけアップする。

ドラグマは儀式もあります。

こいつ、使われるとマジで鬱陶しいですよ(笑)。

ゴリゴリEXデッキ削ってきますからね。

場にいると、EXデッキの使用が封じられるので、
帝とか儀式デッキ向けのモンスターですけど、割り切って構築すれば結構強い。

ステータスが貧弱だけど、それは2の効果でカバー可能。

及第点レベルにはなるかな。
大抵のEXデッキのモンスターって、2500くらいは攻撃力あるから、
お互い合計して半分にすれば、2000上昇は安定して確保できる。

ま、相手ターンは無防備だし、守備にしておくのが無難かな(笑)。

ドライトロンだとめちゃくちゃ簡単に出せるし、
宣告者とは違った妨害手段を持っているので差別化はできそう。

ドラグマ純構築だと、儀式コストの確保と、
EXデッキ縛りが厳しいので、採用は厳しそう。

決して弱くはないので、専用構築でなら輝ける。

地味に、送り付けて嫌がらせするって手段もあったりなかったり。

教導国家ドラグマ

フィールド魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「ドラグマ」モンスターはEXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果の対象にならない。
(2):自分の「ドラグマ」モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
(3):フィールドゾーンの表側表示のこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
お互いはそれぞれ自身のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。

使ったことないですね、このカード。
フィールド魔法とか、ドラグマにあったんですね(笑)。

でも、効果見てみると、結構強いですね。
エクレシアをはじめ、ドラグマモンスターは、
EXデッキのモンスターに対して、戦闘破壊耐性があるので、
2の効果が刺さりそう。

効果の対象にもならないってことで、フルルドリスなど、結構いやらしい壁に。

先ほどの凶導の白騎士と併用すれば、中々に硬い布陣をお手軽に作れます。

3はリカバリー効果ですけど、能動的に発動するものでもないのでおまけ程度ですね。

なんか最近のテーマって、
使われてないカードも質がかなり高いですよね。

教導神理

装備魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):装備モンスターが「ドラグマ」モンスターの場合、
装備モンスターの攻撃力は自身のレベル×100アップする。
「ドラグマ」モンスター以外の場合、
装備モンスターの攻撃力は自分フィールドの「ドラグマ」モンスターの数×200ダウンする。
(2):装備モンスターが破壊された事でこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。

ドラグマ専用かと思いきや、ドラグマとそれ以外で効果が異なる面白い装備魔法。

ドラグマの場合はレベル×100のパンプアップ。
フルルドリスなどレベル8であれば、800と馬鹿にならない上昇量。

ドラグマ以外が装備すると、打点ダウンの効果。

基本は相手に装備させて、デバフをするのが狙いでしょう。

相手に装備させて戦闘破壊すれば、
そのまま2の効果につながりますから、悪くないですよね。

こうやって見ると、ドラグマって打点の操作能力多いですね。

意外と脳筋テーマ??

凶導の福音

儀式魔法
「ドラグマ」儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように
自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、
または儀式召喚するモンスターと同じレベルのモンスター1体をEXデッキから墓地へ送り、
手札から「ドラグマ」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

専用儀式ですね。

影霊衣の万華鏡のような効果を持ち、非常に強力。

レベル8にはバスタードなど、候補も多いので困らないでしょう。

これのおかげで、教導の大神祇官も下準備なしですぐ出てきますね。素晴らしい。

EXデッキから特殊召喚できない制約は、
凶導の白騎士とデメリットが重複しているので気にならないですね。

万華鏡効果とは、非常に優秀ですね。
コスト捻出も関係ないとか、こんなカード簡単に出すあたり、やはりインフレが進んでいるのか。

そして、こいつですら一線級ではないとか。

遊戯王恐るべし。

ドラグマ・エンカウンター

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札から「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を特殊召喚する。
●自分の墓地から「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。

手札か墓地の、ドラグマorアルバスを特殊召喚する効果。

サルベージ効果もついているけど、わざわざこのカードを使うなら特殊召喚狙いたいですね。

ドラグマたちは、自力で出てこれるうえ、
相手ターンに出したいフルルドリスも、例によって自分で出てこれます。
まあ、EXデッキのモンスターがいなくても、フルルドリスを指せるのは強みだけど。

やっぱり、アルバスを出して超融合的に使うのが良いですよね。

手札消費は激しくなりますけど、
回避しにくい融合効果なので、相手からしたらかなり鬱陶しいです。

アルバス前提のカードかな、とは思いますけど、悪くはないですね。

ライバルのパニッシュメントが強すぎるだけなんです。

ドラグマ・ジェネシス

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):除外されている自分または相手の融合・S・X・リンクモンスター1体と、
そのモンスターと同じ種類(融合・S・X・リンク)の相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その除外されているモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、
その相手フィールドのモンスターの効果を無効にする。

相手のEXデッキから出てきたモンスターの効果を無効にできるカード。

残念ながら、Pモンスターは無効にできず、
自分は、対象のモンスターと同じ種類のモンスターを除外しておかないといけない。

準備がいる上、複数の召喚方法を使用する相手だと、対策し切れない。

虚無空間や次元障壁でそもそも止めたり、
無限泡影で効果を無効にする方がお手軽且つ汎用性が高い。

当然、コストとして相手の除外ゾーンのモンスターも対象に取れるけど、
それでも厳しいですね。

霊獣とかならぶっ刺さるかも??

ドラグマ・パニッシュメント

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つモンスター1体を自分のEXデッキから墓地へ送り、
対象のモンスターを破壊する。
このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

強力すぎる罠カード。

大抵のモンスターを破壊しつつ、EXデッキからの墓地肥やしを可能にする、
攻防一体のカード。

制約として、次ターン終了時まで、EXデッキを使用できないので、
このカードで完全に相手をストップさせて、息の根を止める算段が付いたら使いたいですね。

倒しきれないと、捲られる可能性がありますから。

メジャーどころだと、ヌトスをコストにすれば2枚破壊、
バスタードやアプカローネなら、次ターンの妨害の準備ができる。

実は、いろんなデッキで採用できうるカードなので、
インフェルノイドあたりに採用しても強そう。

天底の使徒+エクレシア+パニッシュメントのセットは王道。

天底の使徒

通常魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
その後、墓地へ送ったモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ、
「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を自分のデッキ・墓地から選んで手札に加える。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

強すぎるサーチカード。

流石にドラグマの名前を外しているのでエクレシアではサーチできない。
この調整は地味にファインプレー。

もしドラグマが付いていたら、禁止だったかも。

あんまりにも強いから、すぐ規制されましたね。

だって、ヌトスを送れば、破壊+サーチってやばくない?

アドの概念が壊れる。

今では制限になったけど、
墓地融合でロマンモンスターを出すようなデッキであれば、
下準備のパーツの一つとして使えますね。

ナチュルエクストリオを狙ったりするデッキなら、
こいつで準備を進めて、ドラグマで1ターンを乗り切り、
次のターンでエクストリオ降臨、とかね。

予想では、来年には準制限に戻ってくると思います(笑)。

灰燼竜バスタード

融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+攻撃力2500以上のモンスター
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、
このカードの融合素材としたモンスターの元々のレベルの合計×100アップする。
(2):このカードが融合召喚に成功したターン、
このカードはEXデッキから特殊召喚された他のモンスターが発動した効果を受けない。
(3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。

アルバスの第一の姿。

素材は、2500以上のモンスター。
ドラグマエンカウンターなどで、相手の高攻撃力のモンスターを、吸いつつ、
このカードを展開する動きが可能に。

EXデッキのモンスターに耐性を持ち、打点上昇効果もあるので、
簡単には突破されない、と思います。

で、ドラグマではもっぱら、3の効果目当てで採用されますね。

どこかでこいつを墓地に送っておくと、
エンドフェイズにエクレシアやフルルドリスをサーチできるので、
次のターンの動きの確保や、足りない妨害札の補充など、万能に使えます。

この手のモンスターにしては、場に出て良し、墓地に言って良しと、
使い勝手が非常に良いですね。

ドラグマ純構築でも、そうでなくても、自然にアルバスの落胤を採用できますから。

にしても、アルバスからこいつが出てくるって、
アルバスっていったい何なんでしょうね?

ダイの大冒険の竜の騎士的な奴か??

ドラグマ(教導)デッキは環境に入るか??

規制が痛い。天底の使徒が準制限になれば可能性はある。カジュアルでは強すぎる印象。

鉄獣戦線同様、トップクラスのデッキパワーと、
ファンデッキ顔負けの面白展開も内包した良テーマ。

EXデッキに依存しないデッキや、それほどEXデッキを使用しないデッキでは、
ドラグマを混ぜることで強化できたりしますから、あらゆる組み合わせが検討できます。

帝ドラグマ、儀式ドラグマ、ドライトロンドラグマ、
真竜ドラグマなどなど。

真竜ドラグマえぐそうやな(笑)。

とまあ、そんな感じでかなり懐深いテーマ。

今から遊戯王始める初心者の方も、
集めておいて損はないカードたちですね。

次回は、ドラグマ(教導)と相性の良いカードを考察していきます!

ではでは!

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